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46ガール ページ46

メニューに目を通す。先程おそ松さんと一緒に居たときにコーヒーを頼んだので喉はあまり渇いていない。甘すぎないスイーツが食べたい気分だ。

「……どれも美味しそうですね、迷います」
「んー…そうだな……あー……」

カラ松さんの口から曖昧な言葉ばかり出てきた。
ちらりと彼の方を見ると、何故か私の方を見つめていることに気付く。

「……カラ松さん?」
「ん?どうした、俺のことは構わず決めてくれ」
「は、はい」


そうは言っても、こんな熱い視線を送られて構わずにいるなんて出来る訳ないじゃないか。

店に入って数分、メニューを決めたならあまりにも早すぎる。
来たい店と言っていたのにメニューより私を見るなんて、いったいどういうことだろう。



「カラ松さん、注文決まりました。」
「そうか、わかった。

そこのレディ、俺のハニーの望む言葉を聞いてやってくれ」





あ、死にたいくらい恥ずかしい。


「……っ、ご、ごちゅうもん……どうぞ……」


ごめんねえええええ!!?店員さんごめんねええええ!!!?
普段からこういう人なんだごめんねえええええ!!!?
笑うよね!!?そりゃ笑っちゃうよねごめんねええええええ!!!?




「……がっ、ガトーショコラお願いします……」
「フッ……俺も同じのを頂こう……」

そうか、私は短時間で慣れてしまったけど周りの人から見たカラ松さんはかっこいい王子様でも可愛い男の人でもなんでもなく、ただのイタい人なんだ。
毒されてきてすっかり忘れてしまっていた。


「ガトーショコラお二つですね、かしこまりました。」

店員さんはすぐに切り替え、綺麗なお辞儀を残して去っていく。
流石、プロ根性的なやつですね。


「マイスイートキティ、俺の願いを叶えてくれて感謝する」

少し、カラ松さんが笑う。

「願い?私何もしてませんけど……」
「いいんだ、君は知らないままで」


私はその綺麗な笑みに



「は、はあ……」




恥ずかしさなんか忘れて、見とれてしまう。

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◇ Nana ◇(プロフ) - あああああああカラ松も夢主ちゃんもトト子ちゃんも皆可愛いよおおおおおおお((凄く面白くて、夢中で読んでました!!こんなに面白いお話を書ける人がこの世に存在したんですね…!続編も読ませていただきます!! (2016年6月10日 21時) (レス) id: 1b43d596bb (このIDを非表示/違反報告)
ライラ - カラ松かわいい  めっちゃきゅんとした!!!!!! (2016年5月7日 13時) (レス) id: 32a7da3132 (このIDを非表示/違反報告)
猫松 - カラ松girlの私を更にカラ松girlにするなんて!文才あり過ぎですよー(((о´∀`о)ノ (2016年5月4日 20時) (レス) id: 4cb117398e (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - ★いーちごん★さん» そう言っていただき大変嬉しいです!素敵だなんて光栄です…!頑張らせていただきます! (2016年5月3日 16時) (レス) id: bdfa4e2581 (このIDを非表示/違反報告)
★いーちごん★ - カラ松可愛いいい!!!もともとカラ松girlだったんだけど、もうそれ以上に好きになりました!!素敵なカラ松をありがとうございます!!これからも頑張ってください!! (2016年5月3日 3時) (レス) id: a7b40fea04 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アリア | 作者ホームページ:http  
作成日時:2015年12月7日 17時

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