【おそ松さん】 カラ松さんとカラ松ガール 【カラ松】

３ガール ページ3

「……A、一部始終見てたんだけど」
「おう、見たか私の勇姿」


案外近くに居た友人と合流し2人で並んで歩く。
友人の顔はなんだか呆れ顔だった


「Aさ、そんながつがついくタイプだったっけ？めっちゃびっくりした
ていうかなんであの人なの！？顔は良かったけど服超ダサかったよ！？」
「え？何言ってんの。松野さんめちゃ素敵な人だよ？声掛けずにはいられなかったくらい」
「やっぱり私あんたがわかんない…」


がくりと項垂れる友人
どうしてだろう、あんなに可愛くて格好良くていい人なのに。

…まあ、まだ深く接してないからわかんないんだけどさ



「とにかく！私の目では松野さんがすっごく素敵に見えたの！いいじゃん、理由なんてそれで」

「んー…まあAがいいならいいけどさぁ…でもなぁー…」
「あぁもうしつこい！」


今まで私に好きを伝えてくれた人より、友人の彼氏より
松野さんの方が断然カッコよく見えたんだ。

そう、理由なんてそれでいいじゃないか。



「へへ、今日は素晴らしい日だ！さっすが占い1位！」
「今日の朝まで【あんたと出かけられるから1位だ】とか言ってたくせに。現金なやつ」
「はははー」


進んでく足が自然とスキップになっていく
なんだか気分が軽くて楽しい



「私今日からカラ松ガールだから！」
「は？何言ってんの」

「カラ松さーん！」




次に会うときは、あの人を下の名前で呼びたいな。

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