１９ガール ページ19
「カラ松さんって天然ですか？」
「ん？何言ってるんだ。このロンリーウルフプリンスが天然だと思うか？フッ…」
「もうそのドヤ顔いいです。まあそんなカラ松さんも好きですけど」
「すっ…！？」
やだもうこの人可愛すぎ。
好きって言っただけでこんな固まるのか。天然というか天然記念物だよ。
「……はは、なんかAちゃんから言われると何でも嬉しいな」
「……かっ、カラ松さんイタいです！寒いです！！」
「なっ、何故痛がる！そして寒いのか！上着もう一枚貸そうか！？」
「そういう意味じゃありません！」
訂正。ただの天然タラシでした。
何この人、鈍感な上に無自覚タラシとか恵まれ過ぎでしょ。
その恵まれたところセンスに持っていったらよかったのに
「あの、カラ松さん」
「ん？」
優しい目でこちらを見てくるカラ松さん
やっぱり、サングラス無い方が素敵だな。
「なんで、私のこと気持ち悪いって思わずにこんなに話してくれるんですか」
「………」
ねえ、カラ松さん
少しだけ、貴方の優しさに付け込んでもいいですか。
私の不安を和らげる言葉をくれませんか。
「――――俺は、好意を寄せてくれる人を拒むつもりはない。
どんなものもどんな人も、俺の大事な人を傷つけない限り敵じゃないし、俺はそれら全てを愛そうと思ってるさ。
好意を持ってくれてる者はなおさら、愛してやろうと思ってるよ」
そっと私の手を握るカラ松さん
カラ松さんの手はすっかり冷え切っていた。
「………ほんと、なんなんですか」
「ん？何か言ったか？お、トト子ちゃん家着いたぞ」
「ありがとうございます」
彼に顔を見られないようにすぐお礼を言いトト子の家に入ろうとする。
そのとき、
「Aちゃん！！」
「……っ、なんですか…？」
「きっかけなんか無くてもまた会おう！
なんたってきみは、俺と運命の赤い糸で結ばれたカラ松ガールだからな！！」
またな、と言って足早に去っていくカラ松さん
私はその瞬間、その場に崩れ落ちる。
「…………これ以上好きにさせてどうする気なんですか…っ！！」
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◇ Ｎａｎａ ◇(プロフ) - あああああああカラ松も夢主ちゃんもトト子ちゃんも皆可愛いよおおおおおおお((凄く面白くて、夢中で読んでました!!こんなに面白いお話を書ける人がこの世に存在したんですね…!続編も読ませていただきます!! (2016年6月10日 21時) (
レス) id: 1b43d596bb (このIDを非表示/違反報告)
ライラ - カラ松かわいい めっちゃきゅんとした!!!!!! (2016年5月7日 13時) (レス) id: 32a7da3132 (このIDを非表示/違反報告)
猫松 - カラ松girlの私を更にカラ松girlにするなんて！文才あり過ぎですよー(((о´∀`о)ノ (2016年5月4日 20時) (レス) id: 4cb117398e (このIDを非表示/違反報告)
アリア(プロフ) - ★いーちごん★さん» そう言っていただき大変嬉しいです！素敵だなんて光栄です…！頑張らせていただきます！ (2016年5月3日 16時) (レス) id: bdfa4e2581 (このIDを非表示/違反報告)
★いーちごん★ - カラ松可愛いいい！！！もともとカラ松girlだったんだけど、もうそれ以上に好きになりました！！素敵なカラ松をありがとうございます！！これからも頑張ってください！！ (2016年5月3日 3時) (レス) id: a7b40fea04 (このIDを非表示/違反報告)
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