第15話 面食い女、腹が減る。 ページ17
暫くぶらぶらと歩いていれば突然、ぎゅるるる、と音が減った。
はて、と思いすぐに周りを見渡した私。
それが自分の腹の音だと気づいたのは早かった。
あぁ、そういえば朝飯食ってなかったな、と納得する。
手首の時計を見れば、今は12時。
丁度昼だ。
すぐに食べに行く事は決まったが、足が動かない。
まずはどこに行くかを決めてからではないと。
さっ、とポケットからスマホを取り出す。
近くで美味そうな店を探そうと、下へ下へスクロールしていく。
「ん…?」
目に入ったのは「ハムサンド」と「イケメン店員」
の文字。イケメン店員、がどんなレベルのイケメンなのかは知らないが、是非、間近で見てみたいものである。
そしてハムサンドも美味そう。
という事で行く店は割とすぐに決まった。
場所を確認するとこれまた近い。
ここからは歩いて5分で行けそうだ。
「よし、」
私は一度止めた足をもう一度前へと進ませた。
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敷(プロフ) - コメントありがとうござます!! そう言ってもらえると嬉しいです 、! 亀更新になるとは思いますが頑張ります 、!! (2021年1月2日 13時) (レス) id: 041feb3e74 (このIDを非表示/違反報告)
アイスある - 面白い!!更新待ってます! (2021年1月1日 18時) (レス) id: 38b2fa8d4e (このIDを非表示/違反報告)
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