loop1-3 不思議 ページ5
その次の次の日も私はおばあちゃんの家を訪ねるために森の中を歩いていた
するとがさりと茂みが音を立てて、黒い何かが飛び出してきた
「…一昨日ぶりって言えばいいのかな、赤ずきんちゃん…いやAちゃん♪」
そこには赤いフードを被った彼が立っていた
フードは猫耳パーカーみたいなのものか耳みたいなものが立っていた
「あなたは一体誰なんですか…?どうして私の名を…」
私がそう言うと彼は笑って「覚えてないかー…まぁいつか分かるよ」と言いにこやかに笑った
「にしても君は毎日偉いねー
おばあちゃんのお見舞いなんてさ」
「当然ですよ
大切なおばあちゃんですもの」
「ふーん、そんなものなんだ
俺の家族はとっくに殺されちゃってさ…
俺ずーっと一人だからそーゆーのよくわかんないんだよな」
彼は少し悲しそうな顔をしてから「ま、立ち話はこれぐらいにして早くいってあげなよ、そのおばあちゃんとやらのとこにさ…」と言って私をぐいぐい押す
「…あのッ
名前だけでも教えてくださいませんか?」
そんな彼に私がそう言うと彼は驚いたのち、「俺は、おそ松!また会えるといいな、Aちゃん」と森に消えていった
「なんだろう
おそ松さん…って聞いたことある名前のような気がする…けど気のせいかな?
不思議な人…」
私はそんな風に思いながら、おばあちゃんの家に立ちドアをノックする
「おばあちゃん!私よ、赤ずきんよ」
しかし返答は返ってこず、シーンとしている
「おばあちゃん?寝てるのかしら…入るね」
ドアノブを捻るとがチャリとドアが開き、なんだか異臭がした
嫌な予感がして急ぎ足でおばあちゃんがいる寝室へ向かう
すると…
*
*
*
*
*
おばあちゃんが血を流して死んでいた
「ヒッ…おばあちゃんッッ!!?」
おばあちゃんに近寄ろうとしたとき、後ろに気配を感じて振り返ろうとすると、ガンッと頭を殴られた
「あ、う……」
意識が朦朧として…私は意識を手放した
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カレイナ - このボカロ曲、大好きです! これからも頑張ってください! (2017年3月25日 20時) (レス) id: f69c95f6bc (このIDを非表示/違反報告)
蘭世(プロフ) - すごく面白いです!毎日最初っからにしたりして読んでますwこれからも頑張って下さい (2016年11月6日 19時) (レス) id: e85297a57f (このIDを非表示/違反報告)
ソイみるく。(プロフ) - レス出来ずすみません!おおかみは赤ずきんに恋をした、というボカロが元ネタです!! (2016年10月25日 18時) (レス) id: 8e3c5bffc9 (このIDを非表示/違反報告)
罪零(プロフ) - これボカロで似たような歌ありますよね!知ってますか? (2016年10月25日 18時) (レス) id: 344315216e (このIDを非表示/違反報告)
ソイみるく。(プロフ) - いえいえ!!全然訂正いれるとこありませんよ!!どんどん好きなように書いちゃってくださいね!! (2016年10月2日 21時) (レス) id: 0debf6c28e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソイみるく。&えーやむ x他1人 | 作成日時:2016年10月1日 21時