【おそ松さん】禁 忌 恋 愛【松野おそ松】

loop1-1　狼 ページ3

私は今日も赤ずきんを被り、森の奥に住む病気になってしまったおばあちゃんのお見舞いに行きます



最近は三日に一度ほどお見舞いに行くんだけど…全然良くならなくて…すごく心配



身仕度を整えて行こうかと思った時、お母さんが私を呼び止めた



「A、狼に気をつけるのよ
最近、よく出るらしいから」

「狼？」

「悪さをするのよ
人間を食べたりする恐ろしい生き物だから、会ったら逃げてね」

「へぇ…わかった!気をつけるわ

行ってきます」

「いってらっしゃい」








狼…どんな生き物なんだろう…




「私たちを食べても美味しくないのにね…」









一度でもいいから会ってみたい、なんて…お母さんに言ったら怒られそうなことを思っていると猟師のカラ松さんに出会った



「A、どこへいくんだ？」

「おばあちゃんのお見舞いよ」

「偉いな、Aは

あ、狼には気をつけろよ？人を食う悪者だから」

「うん
それじゃあ、私そろそろ行くね」




私はカラ松さんと別れた

狼ってそんな悪いやつなのかなぁ…なんて考えながら…

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