泡沫の恋を君と【佐野玲於】

曇りのち雨 ページ8

貴｢宜しくお願いします..うーん｣






玲於君と連絡先交換して何か送った方がいいのかなと思って送る文寝そべりながら考える





別に送らなくてもいいのかな、私は皆に基本的に送るけど..どうなんだろう





貴｢宜しくお願いしますって変だし..CD待ってますも違うし｣




やっぱり初めは肝心だし宜しくお願いします、そう送ろうと思ったらブブと携帯なって、手から携帯滑りこちる





貴｢いっだぁ..！｣





見事に滑り落ちた携帯顔にクリーンヒットして痛みで涙が出る





誰から送られてきたんだろうと思ったら玲於君で、宜しく〜って、私文字打ち掛けで送っちゃってて





宜しくおねがで終わってる






玲於『よろしくおねがって何』





絵文字も顔文字も付けない文書、まあなんか玲於君ぽいかも




貴『打ち掛けで送っちゃった、宜しくお願いします』




玲於『馬鹿じゃん』





馬鹿じゃないよ、馬鹿じゃんみたいな会話ずっとしてて気付いたら12時回る前





貴｢眠たい..｣





私夜遅く起きるの苦手ですぐに眠たくなっちゃうんだよね




その日はもう玲於君からの返事返さないで目を瞑って寝た






貴｢なんかジメジメしてる｣





少し眠たい目を開けて起きれば空曇っててなんだか雨が降ってきそうな天気





雨の日髪の毛うねうねしちゃうから嫌いなのになあ





貴｢よしっ、｣





顔洗ってから洗濯物を家の中に干してご飯食べてまた店番をする





もうこれも結構慣れてきたかも知れない





貴｢あ、雨...｣





今日は曇気味の天気のせいなのかいつも来る子供たちも来なくて暇で外見てたら雨降って来た





貴｢玲於君まだ家に居るのかな｣





何時もは今の時間ら辺で来るから、濡れちゃってないといいな





玲於｢あ〜びっしょびしょ｣





そしたら少しして走りながら全身びしょびしょになった玲於君がお店の中に入ってきた





貴｢わ..びたびた、タオル持ってくるから待ってて！｣





急いで二階に上がってタオル持ってまた下に降りるそしたら






貴｢なんで服脱いでんの..！｣





上の服脱いで髪の毛から水滴らせて、なんでか分からないけど凄く色っぽく？見えて咄嗟に目逸らす





玲於｢いやだって服くっ付いて気持ち悪いし｣




自分の服外で絞ってそのまま店の中にある椅子に座る、服きてよって言ってタオル渡せば





玲於｢え、なんでそんなテンパってんの？笑｣





下見ながら言葉話す私の顔覗き込んで来た

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