Next 『 winter 』 ページ45
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「愛してるよっ、おれのKnights!
ずっとずっと大好きだ!
だからこそ
剣を抜け、刃を向けろ
大事なものくらい、守ってみせろよ」
3年生の卒業。
″本当は″必ず来る、『青春』の終わり。
「僕はたダ、愛していたんだヨ
だかラ、繰り返しタ
それを望んダ
自分勝手だってわかってル
…デモ、どうしようもなかったんだヨ、ボクでハ、何モ」
何故、『繰り返し』は行われなければならなかったのか。
「好きじゃなくてもいいから
せめて、忘れないでいて」
愛していたのは、あなた。
あなたを造り出した、この世界の全て。
「記憶がなくたって
あなたがいれば、戦う理由になります
望まれていなくとも
私は喜んで、あなたの為に剣を抜きましょう」
「もう怖くない
…覚悟はできてる
今年こそあんたを、俺達が、…ううん、俺が
止めてあげる」
愛するものの為に。
愛する、未来の為に。
「…小さな頃から、好きだった
ほんとうにほんとうに、憧れて
…あなたみたいな存在に、なりたかった」
愛故の悲しさ、寂しさ。
それを抱き締めて、振り切って。
「…助けて
逃げられない、…この世界から」
彼らの先にあるのは、未来か、過去か。
「嫌だっ……!!
行かないでッ!!!」
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「おめでとうございます
あなたは無事にたどり着いた
この世界の”答え”に」
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肺を満たす凍てつくような空気が
静かに、冬の訪れを確かに告げた。
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「寒っ
………、ハッ、霊感が…!?」
「ちょっ…!?
leaderその姿で外に出ては風邪を…leader!!!」
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最終回、React of the Queen. IV【あんスタ】
何度目かの冬は、果たして最後だろうか。
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──Tant qu'il y a de la vie,il y a de l'espoir.──
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まひる(プロフ) - *ピンク*さん» ありがとうございます、嬉しいです(*´ω`)これからの物語も楽しんでいただけるようなものであれば幸いです〜(人*´∀`) (2019年10月17日 21時) (レス) id: f98a768e19 (このIDを非表示/違反報告)
*ピンク*(プロフ) - いつも楽しく読んでます!!更新頑張ってください!!!!! (2019年10月17日 20時) (レス) id: dc0ff62b63 (このIDを非表示/違反報告)
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