第十九氷 ページ21
〜Aside〜
A「………んぅ……」
瞼の裏が明るくなり、朝日が当たっているのだと理解した。
ムクリと起き上がり、しばらくボーッとしていた。
そして徐々に覚醒していく頭で、
はっ、と思い出す。
おそるおそる顔を横に向けると…
A「……っ………?ぁ、れ……?」
そこには誰もいなかった。
いつもならジャーファルがいるのに…
………。
……………いや、ちょっと待って。
別に私……そんなんじゃないから!
……………思ってないわよ?!“寂しい”なんて……!!
ぜっっったい違うんだからッッッ!!
A「……ぁあもうっ!」
よくわからないイラ立ちに小さな氷を1つ飛ばす。←
すると、氷はドアに突き刺さり、
?「…きゃぁっ?!」
向こうから小さな悲鳴が。
あれ……今の声って……
ドアがノックなしで開かれ、予想通りの人が現れる。
ヤム「もうっ、A〜危なかったわよ〜相手が天才魔導士の私だったからよかったものの……!」
さりげなく自満を入れてきた……まあでも、ヤムの場合は事実だからなにも違和感がない。
ヤム「A……ちゃん……?い、いま……」
A「…え?」
ヤム「い、いま、私のこと…“ヤム”って呼んだ!わよね?!そうよね!!」
え、もしかして…声に出してた……ってやつ…?
A「き、聞こえてた…の?」
ヤム「バッチリ。」←
…………わあ。←
なにかしら。なんなの。
なんか…ちょっと……恥ずかしい…かも。
ヤム「(……Aがヤムって呼んでくれたあああああ超嬉しいいいいいいいしかも照れてるううううう可愛すぎかああああ/////)」←
A「…って!//それより!今何時?朝議は?!」
ヤム「ああそうそう。まだこれからよ。というか私、あなたを連れて来いって言われてね…」
……それをはやく言ってほしかったかなぁ……
A「……で?ついでに聞くけど、いつもこの時間帯に勝手に人の部屋に入ったあげく人の寝顔をガン見するストーカーまがいの政務官はどちらに?」←
ヤム「……Aちゃん……;;;
コホン、
そのことなんだけど……」
私はヤムからきいたその事実にしばらく声がでなかった………。
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おみくじ結果は「末凶」でした!
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アヤリン(プロフ) - ぱふぃさん» コメントありがとうございます! ジャ「おや、嬉しいですね。そう言ってくれる方がいらっしゃるとは…夢のようです。」 更新頑張ります! (2017年1月2日 23時) (レス) id: 6f6c936e4e (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぃ - 初めまして!!テンポよく、面白い作品で凄いですね!こういう作品って憧れます(*´▽`*)これからも更新頑張ってください! (2017年1月2日 18時) (レス) id: dec69f9c6f (このIDを非表示/違反報告)
アヤリン(プロフ) - るか☆いちさん» コメントありがとうございます! ジャ「更新が遅いカスはほっといて向こうで私とお茶しませんか?(微笑)」 …お茶しながら待っててください、更新頑張りますね! (2016年7月19日 0時) (レス) id: 6f6c936e4e (このIDを非表示/違反報告)
るか☆いち(プロフ) - こんばんは|_-))))とっても面白いです!!!頑張ってくださいね。(*´ω`*) (2016年7月18日 20時) (レス) id: 80baa2368c (このIDを非表示/違反報告)
アヤリン(プロフ) - シバさん» コメントありがとうございます! ジャ「私、いつもと違うんですか?ど…どの辺が??」← 小説書くの頑張りますね! (2016年5月8日 13時) (レス) id: 6f6c936e4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アヤリン | 作成日時:2015年7月14日 1時