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sleepy 40 ページ41

国見君から抱き着かれたあと、体育館へ戻る国見君の後姿をボーっと見つめていた。


な、、なんだったの?


予測不能すぎる。


最後に「落ち着きました」って言ってたし、試合中に何かあったのか、、、


まぁ国見君が落ち着けたなら結果オーライなのか、、?


うーん


と立ち尽くしていると


「マネちゃ〜ん!ドリンクある?」


と及川先輩の声が聞こえてきた。


そこの声にハッとし、慌ててドリンクをまとめ体育館内へ持っていく。


そうだ、若利にジャージも返さないと。










「すみません、お待たせしました」


「サンキューマネちゃん」


及川先輩にドリンクを手渡す。


「Aー、俺も」


「その後俺にも頼む」


と立て続けにやってきた矢巾と岩泉先輩にもドリンクを手渡す。








とここで


「あれ、コーチ、俺たちのドリンクは?」


少し離れたところに居る白鳥沢の選手の声が聞こえる。


あ、白鳥沢のドリンクも持っていかないと。


私は2つあるうち、もう1つのドリンクのカゴをもって白鳥沢の選手が集まっている所に近づく。







「すみません、お待たせしました。ドリンクどうぞ」


慌てて白鳥沢の選手へドリンクを配り始めると


「あれれ、キミ、青葉城西のマネージャーちゃんじゃないの?」


と声をかけてきたのは白鳥沢5番の選手、たしか、、、天童さんと言ったっけ。


昨日のうちに白鳥沢の選手の名前を覚えておいてよかった、、、。


「あ、はい。斉藤コーチ忙しそうだったので、代わりに作ってきました。勝手にすみません」


誤りながらドリンクを1本1本手渡す。


「すまないね、ありがとう」と斉藤コーチから再度お礼を言われる。


「いえ、とんでもないです」


「え〜いいな〜、ねぇコーチ、うちにもマネージャー入部させようよ」


とドリンクを飲みながら斉藤コーチに訴える天童さん。


白鳥沢となると、マネージャーのレベルもそれなりの物を要求されるだろう。


だから作らないのか、それとも希望者がいないのか。









「ちょっとマネちゃん!こっち来て!」


ドリンクを配っていると、及川先輩から召集がかかる。


「あ、はい今行きます。すみません、あとは皆さんでお願いします。」


白鳥沢の選手に軽く一礼し、青葉城西の選手の元へ戻った。

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設定タグ:ハイキュー , 青葉城西 , 国見英   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ますだ | 作成日時:2023年10月25日 2時

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