検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:17,816 hit

18 ページ22

.





乱『Aのことは大切だと思ってるよ。…だけど、僕のことは好きになっちゃダメだよ』




次の日になっても乱数くんに言われた言葉が頭の中をぐるぐる回っていて離れない。





「それって遠回しに私のことが嫌いって言われたんですかね…」


寂「Aさん、ここは病院だからね。身体が元気になったのは嬉しいことだけど用もないのに来てはいけないよ」


「昨日、間違えて飲酒したせいでまだ頭が痛いです。あと心も痛いです。ボロボロです」


寂「Aさん…。ふー、飴村くんは昔から気がかりなことを言うのは得意だからね。そこまで気にしなくてもいいと思うよ」


「でも…。寂雷先生は昔から乱数くんと仲良かったんでしょ?なんで今は仲悪くなっちゃったの?」




乱数くんに昔、寂雷先生と知り合いだってことを話したらすごく嫌な顔をされたのを思い出す。




寂「長年一緒にいればいるほど色々あるもんなんだよ。さ、落ち着いたのならそろそろ帰りなさい。他にも患者さんが待ってるからね」



「は〜い…急に押しかけちゃってごめんなさい!久しぶりに先生とお話できてよかったです。また今度、時間がある時なら来てもいいですか?」



寂「もちろん。 お母さんにもよろしく伝えてね」







思いつきで寂雷先生の元へ来ちゃったけど、やっぱり話をするだけで気持ちが少しは楽になる。



相変わらず人気な先生だから廊下には今か今かと待っている患者さんもいて、申し訳ない気持ちになった。




今度はちゃんと連絡してから行こうと心に決めた。




prrr...




「もしもし、左馬刻さん?」


左『おう。A、今からちょっと会えるか?』



.

19→←17



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
63人がお気に入り
設定タグ:ヒプノシスマイク , ヒプマイ , 飴村乱数   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ましろ | 作成日時:2019年7月7日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。