十三話 ページ15
A視点
俺が布団に寝っ転がって兄貴を待っていると、十分程度で大包平が兄貴が来た。
が。
顔が全然兄貴じゃ無かった。
いや、多少似てる所はあるが全然別人だった。
……………………
…………えっ、つまり、俺は血液が全然足りてない脳で考えた結果、他人に向かって失礼な事をめっちゃ云ったって事でオッケー??
えっ、俺めっちゃ失礼じゃん…………恥ずかしい…………この人の顔が全然見れない…………
つかこいつもイケメンじゃねえか何だよここにはイケメンしかいないのか???
審神者からそっと目を逸らした俺をガン見する審神者。
そりゃ初対面で嫌だ嫌だ云われてりゃガン見するよね!!ごめんなさい失礼で!!
何処となく気まずい空気が流れる中、審神者が意を決した様に口を開く。
「鶯丸、辛いであろう審神者との面会を決意して貰い有難く思う」
『いや…………そんな事は無い』
「その言葉に甘えさせて頂こう。
さて…………このまま世間話で親睦を深めるのも悪くないが、なにぶん火急な問題だ。
早速で悪いが、質問をしても良いだろうか」
『…………構わないが…………』
其れよりも審神者の後ろの大包平が誰だコイツって目で審神者を見てるのが気になるんだけど。
て云うか、俺がずっと目線を逸らして受け答えしてるのに悲しそうな顔してるのは本当にごめん。
でもまともにこの人の顔見れないしさぁ…………いやだって、あんな失礼な事云ったんだから暫くは無理だって…………
そんな風に俺が内心冷汗だらだら流しながら次の言葉を待っていると、その雰囲気を感じ取ったのか審神者と大包平が優しい言葉を掛けてくれる。
「いや、質問と云っても答えたくない物は答えなくても大丈夫だぞ?無理には聞かないからさ。な?」
「鶯丸、やはり止めておくか?」
『…………いや、大丈夫だ。出来る限り答えよう』
まぁ、鶯丸の記憶が無いとは言えども俺としての記憶はある訳だ。
本丸の事とか聞かれたら適当に俺の家の事を答えよう。嘘も言って無いから変な矛盾はしない筈だし。
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リオン♛ - 四十話の仕組み凄いですね❗ (2022年7月28日 9時) (レス) @page43 id: b70e4d72d6 (このIDを非表示/違反報告)
梨の子(プロフ) - 今更ですけど青くして調べるって押したら出てきましたよ!! (2021年7月23日 10時) (レス) id: 52f349caa9 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者(サブ垢)(プロフ) - 彼岸花さん» あれ?なんででしょう……? (2018年10月24日 16時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - 四十話の文字を選択で青くしても見れませんでした… (2018年10月24日 3時) (レス) id: da7e05a086 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐教信者(サブ垢)(プロフ) - 阿国さん» いえいえ、こちらこそこの作品をご愛読下さり有難う御座います! (2018年10月11日 19時) (レス) id: 787e58ff6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆腐教信者 | 作者ホームページ:
作成日時:2018年9月15日 19時