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91話……です ページ46

貴「できるだけ避けるな!!凪ぎ払え!連鎖的に罠に引っ掛かるぞ!!」

Aも次々と来る攻撃を凪ぎ払い安全なところに回避する

その時目に入ったのは長曾我部の動き

貴「元親!そこはッ!!」


カチッ

ガシャン!!

元親「はぁ!?どうなってんだこりゃあ!!」

発動した罠

地面から木でできた柵が長曾我部の回りを次々に取り囲む

檻と化したそれは長曾我部の行動を狭める形となる

貴「チッ!援護するからそれをぶっ壊せ!!」

すかさず援護に回ったAは降りかかる矢の嵐を蹴散らす


Aはこの時、近付いてくる無数の気配に気づいていた

貴「ああ……面倒くさい事に」

取り囲まれる感覚

?「撃て!!」

ドンッ!ドドドンッ!

突如響き渡る無数の銃声

元親「げぇッ!てめぇら避けろ!!」

三/前「!?」

長曾我部の声に本能的に身を翻す

無数の鉛玉が地面の土を巻き上げる


前田「不味いよこれ…囲まれてるッ!」

前田の言葉に三成は周囲を見わたす

無数の雑賀衆がA達を中心に取り囲んでいた

三成はその中である人物の姿を見つけ出す

三成「雑賀孫一!!」

三成の目線の先には綺麗な女性が立っている

物騒なことなに大量の銃を携えて

某 雑賀衆 三代目頭領 雑賀孫一がそこにいた

三成は斬りかかろうするが、絶えず向かってくる鉛玉と罠に阻まれて近付けない

元親「さやか俺だ!戦う気はねぇ!話を聞いてくれ!!」

鉛玉を回避する度に足下の罠が稼働する

そしてこの罠を熟知している雑賀衆は先を読んで銃を構える

まさに悪循環

このままじゃ確実に――――



死ぬ

誰もがそう思った

人並み外れた五感を使いながら器用に長曾我部の援護に回っていたAさえも時が経つにつれて傷が増えていく

貴「元親早くしろ!」

彼女らしかぬ焦りを滲ませる声色が事の悪さを表していた

元親「チッ!どいてろA!」

とたんに碇槍から炎が吹き荒れる

元親「『六限』」

貴「!」

炎を纏った碇槍が振り回される

貴「ぅあ…ぁっいッ!」

一番長曾我部に近かったAは碇槍から放たれる熱風に当てられ息ができない

肺が焼けそうだった

灼熱の炎の前に盛大な音をたてて檻が破壊された

やっと檻から出られた長曾我部は鉛玉と矢を弾きながら雑賀の視界に入る所まで走る

元親「さやか!!」

雑賀「元親?お前こんな所で何をしている」

元親「話すから!種子島を止めてくれ!!」

長曾我部が切に叫んだその瞬間

?「そこまでだ」

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梗谷(プロフ) - またまたコメントありがとうございます!!和んで頂いてよかったです!幸村様可愛ですよね(*´∀`)戦の時とのギャップがまた好きなんです! (2016年6月28日 16時) (レス) id: c7e9fbbed0 (このIDを非表示/違反報告)
百久一目(プロフ) - 幸村氏が…迚頗るとびきり目玉が飛び出るほど、いや、この場合目に入れてもいたくないほど、可愛いです。 そこで破廉恥だって叫ぶ時点で幸村氏ですねー(和み和み) (2016年6月28日 12時) (レス) id: 421761368c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒城 | 作成日時:2016年6月23日 20時

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