69話……です ページ24
時間は少し遡る
奥州 伊達
伊達政宗は伊達家御用達の湯治場に来ていた
前回の戦で負傷した片倉の療養をしに来ているのだ
片倉「申し訳ありません政宗様。このような大切な時期に……」
伊達「shut up!気にするんじゃねぇ。これからどうとでも巻き返せる」
向かい合って座る二人の間には焦りが見てとれる
片倉の傷は殆ど治っている
完治するのもそう遠くはない
しかし片倉の負傷は伊達軍には大きな痛手だった
各地が大きく動いている中、立ち止まる事を余儀なくする事となった__即ち、天下取りに出遅れたのを意味していた
それをわかっていても、伊達は片倉の回復を待っていた
伊達「それにしてもお前がここまでやられるとはな」
片倉「相当な実力だったと」
伊達「ああ、檜佐木A。俺の右目を傷付けた落とし前はつけなきゃならねぇ。」
一瞬殺気が漂う
片倉「ですが政宗様。まずは天下取りが先だと……」
伊達「ああそうさ!これから天下に打って出る。檜佐木は石田の所に居るんだろ?なら機会がある。その時rematchすればいい」
片倉「私に任せると?」
伊達「やられっぱなしは性に合わないだろう?」
ニヤリと笑う伊達はどこか楽しそうだった
そしてふと真面目な顔つきになる
伊達「天下を二分する戦…俺一人じゃ流石に分が悪い」
片倉「作用でございますな」
伊達「世は家康を求めてる…そして真田は石田についた。俺の選択は……」
各地が動く
皆の運命が行き着く先は____
関ヶ原
伊達の目が鋭く光る
伊達「時期を見て彼奴のもとへ出向く」
竜のrevivalがすぐ近くまで迫っていた
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梗谷(プロフ) - またまたコメントありがとうございます!!和んで頂いてよかったです!幸村様可愛ですよね(*´∀`)戦の時とのギャップがまた好きなんです! (2016年6月28日 16時) (レス) id: c7e9fbbed0 (このIDを非表示/違反報告)
百久一目(プロフ) - 幸村氏が…迚頗るとびきり目玉が飛び出るほど、いや、この場合目に入れてもいたくないほど、可愛いです。 そこで破廉恥だって叫ぶ時点で幸村氏ですねー(和み和み) (2016年6月28日 12時) (レス) id: 421761368c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒城 | 作成日時:2016年6月23日 20時