・ ページ9
クローゼットを開け中を見ると、今着ている様な制服と夜に着るであろう寝具等、生活には困らない程度の物が下げられていた。
ミヤビ)
学園長先生、ありがとうございます。
と心の中で、お礼を云って部屋の中のソファーに腰かけた。
ミヤビ)
学園長先生……
学園長)
呼びましたか?
ミヤビ)
えっ??///学園長先生いつの間に??
学園長)
気に入って頂けましたか?
ミヤビ)
はい!ありがとうございました。得体の知れない私に、此処までしてくださって……
学園長)
気にしないで下さい。私、優しいので。
学園長先生は、隣に座りました。
ミヤビ)
…………ドクン!!
みやび)
学園長先生……私……とても心細いんです……学園長先生が居て下さらなかったら……私……
学園長)
安心して下さい。貴女の事は、私が必ず護りますよ?
みやび)
学園長先生……私……嬉しい……
ワタシは学園長先生に抱き着いた。
学園長)
ミヤビさん……貴女には私が着いています。なので、私には一番に話してくださいね?
コンコン……
ミヤビ)
……!!はい、何方ですか?
私はドアの向こうに声を掛けながら学園長先生から離れた。
ミヤビ)
(何で学園長先生に抱き着いてたの??)
クルーウェル)
クルーウェルだ。一緒に昼でも行かないか?
ミヤビ)
はい!分かりました。直ぐに行きます!
学園長)
はっ!!私は何を………??それではミヤビさん。ごきげんよう。
学園長先生は窓から飛んで行きました。私は立ち上がり身形を整えて扉を開けてクルーウェル先生を迎えた。
クルーウェル)
(アイツの匂い……)ミヤビ、食堂に行くぞ。彼処は本格的な食事が楽しめる。生徒達も居るから、挨拶等されるかも知れんが……
ミヤビ)
私……とても、お腹空いていたので嬉しいです!連れていって下さい!
クルーウェル)
(ミヤビからもアイツの匂い……??)あぁ。行くぞ。
ー食堂ー
ミヤビ)
わぁ〜素敵な食堂ですね♪
クルーウェル)
そうだろう?好きな物を取ると良い。
私は見た目で何処か懐かしさを感じるメニューをトレーに乗せた。
クルーウェル)
それにするのか?俺の前でトレーを持って進め。
ミヤビ)
はい!
アズール)
あの方が、先生方の助手の方ですね?
ジェイド)
はい。とても美しい方ですね。
フロイド)
でも、イシダイ先生がピッタリくっついてンじゃん!
アズール)
クルーウェル先生の、お身内の方ですか?
ジェイド)
出自が分からないみたいです。
2人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:iceblast5 | 作成日時:2020年12月2日 2時