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マレウス)
眠れる姫……

僕は彼女の目の高さまで飛び上がった。

ミヤビ)
!!

マレウス)
人の子よ……驚かせて、済まない。僕はマレウス。

ミヤビ)
…………マレ、ウス……さん…?

マレウス)
怖がらせたか………

ミヤビ)
いえ。すみません……考え事をしていて、マレウスさんに気付かなかった私が、いけなかったんです。

マレウス)
僕に敬語はいらない。

ミヤビ)
??分かりました。マレウスさ……

マレウス)
マレウス。さんも君もいらない。僕もミヤビと呼ぶ。

ミヤビ)
分かった、マレウス。外は冷えるでしょう?中へ入る?

マレウス)
あぁ。入れてくれるのか?

ミヤビ)
どうぞ?

そう言うとミヤビは僕を部屋に招いてくれた。お言葉に甘えて窓から、お邪魔した。

マレウス)
良い部屋だな。

ミヤビ)
はい。物置部屋を学園長先生が魔法と言う物で用意して下さったの。

ミヤビは手際よく、僕のお茶の支度をしていた。後ろ姿が月灯りに照らされていて何処ぞの姫君かと思わせる佇まいに……

ミヤビ)
えっ??マレウス?どうしたの?

マレウス)
美しい……僕の婚約者になってくれないか?

ミヤビ)
……………ドクン!!
みやび)
マレウス………まだ、お互いを知らないのに………婚約者だなんて……

そう言った彼女は僕に背中を預けて甘える様に見つめてきた。

僕は、彼女のトロンとした目を見て愛おしくなった。この腕から離したくないと………

マレウス)
何か困った事があれば、直ぐに僕に言うと良い。

みやび)
本当?私………不安なの……こんな静かな夜が………

マレウス)
可哀想に……僕で良ければ、傍に居よう。

みやび)
マレウス!貴方は本当に優しいのね……

彼女は僕に向き直すとギュッと抱き着いてきた。この華奢な身体が、こんなにも震えて……そして、この僕を恐れずに甘えて来るんだ。助けずにはいられない。僕は、彼女を伴ってソファーに腰掛けた。

マレウス)
見知らぬ土地で静かな夜は、さぞや辛いだろう。

みやび)
優しいのね…マレウス。

僕に、すっかり身を委ね安心しきっている彼女を見ていると僕も、とても穏やかな気持ちになっていた。

マレウス)
朝が来るまで、傍にいよう。安心して眠るがいい。

僕は彼女の頭を膝に置くように言い彼女が僕の膝枕で眠って行くのを見つめていた。

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作者名:iceblast5 | 作成日時:2020年12月2日 2時

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