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月曜日。
なんだか気分が良くて、ルンルンで仕事に行く。
仕事の調子もメイクのノリもよくて、
世間の女の子はこうやってメンタルとか自身の調子を保っているのかとひしひしと感じていた。
あまりにルンルンで、
通勤途中でお昼を買うのを忘れてしまった私
「わ…やっちゃった……」
仕方なく、食堂に足を運んだ。
誰にも話しかけられることも無く、平和に食べれそうだったから、
それもまた嬉しくて、
A定食を窓側の端の席で、優雅に食べる。
久しぶりの食堂でのお昼は美味しくて、
さらにニヤニヤしてしまう。
こんなにも私毎日楽しく生きられてたっけ？？
なんだか不思議な気分だった
はずなのに、
正門「なあにニヤニヤしてんの？笑 いい事あった？」
「…え？どうして……？」
正門「好きな子が嬉しそうにしてたら、そりゃ声掛けたくなるよ」
「や、そういうことじゃなくて……って。え？」
正門「そーいうところが可愛ええんよ？自覚持ちい？」
「あの……何の話……」
正門「ふっ。……ん？」
「え？」
正門「…その傷、どうしたん？」
「へ？傷？」
正門「金曜、俺がつけたとこ、そんな下じゃ……」
「ねえ、何の話……？」
正門「ねえ、Aちゃん……」
「はい、？」
正門「それ……。いや、いいや。
それより、今日ご飯行かへん？」
「え…今日？またなんでそんな唐突に……」
正門「もっと仲深めたいねん、
もっとAちゃんと仲良くなりたいねん、あかん？」
「…まあ、いいですけど……」
正門「やったっ。じゃあ、仕事終わったら迎えに行く。勝手に帰ったらあかんよ？」
またさりげなく頭ポンポンして去っていった
正門くんは、一体何がしたいんだろうか
一体何を考えているんだろうか
大人の階段を登れば、少しは理解出来るのかもしれない
そう思ったけど、
やっぱり全く分からなかった
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作者名：m | 作成日時：2021年1月16日 3時
