分からない ページ8
神社
薫を見つけた。
薫と神社の境内に座って話していると竹筒を渡された。
南雲「あげる。水だけど。」
A「水?ありがとう。」
南雲「飲んだら?」
なんだか怪しい…けど。
A「いただきます。」
私が水を飲むのを薫が見つめている。
A「毒や薬は私には効かない。」
薫がビクリと身体を震わせる。
南雲「分かってて飲んだの?」
A「顔に出てる。」
まずい、効いてる。
意識が飛びそう。身体が痺れてる。
南雲「ごめん、俺。」
A「薫、私を嫁にでもするつもり?」
思わずクスリと笑う。まだ余裕がある。
南雲「違うよ。」
薫の頭を撫でる。泣きそうな顔。
風間「南雲。少しばかり勝手が過ぎるな。」
風間さんがいつの間にか居た。
A「薫。行って。またね。」
南雲「A。」
薫が走り去ろうとする。
風間「逃がすと思うか?」
薫にのばされた風間さんの腕をつかんだ。
A「なんともありませんから。」
薫が去って風間さんと二人。
風間「連れ去られれば新選組に戻れなくなっていたぞ。」
A「薫はそんなことはしません。」
風間「なぜ信じる?」
A「わかりません。でも…。」
信じたかった。
風間さんの声が遠く聞こえる。
目がかすんで表情もわからない。
そのまま意識を失った。
212人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん25さん» ごめんね!!大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:マヨ | 作成日時:2014年4月7日 18時