火宮の里 ページ34
お屋敷
非番。
平助と一くんが居ない屯所にも慣れて来た。
でも屯所にいると何だかさみしくて散歩することに。
偶然、風間さんと千姫に会って風間さんのお屋敷に来た。
千「豆大福美味しいわ!Aちゃんは一番好きなのよね。」
A「ええ。美味しいわね。」
風間さんは甘いものは苦手みたい。
千「ねえ、Aちゃんの好きなタイプって年上?」
A「好きだった人はすごく年上だったけど。」
千「詳しく聞きたいわ。できれば里のお話もあわせて。」
千姫には色々と鬼と人との話を教えて貰った。
千景様がじっと見つめているのが気になるけれど話すことにした。
〜
あの人は私の従兄弟だった。
鬼なのにとても病弱だけど、とても強い力を持っていた。
ある時里は他の里の鬼に襲われた。
私とあの人で力を合わせて侵入した鬼は倒した。
けれど一二度三度と襲われて最後には里を焼き払われた。
里を襲う理由は火宮の力が欲しいから。
私を妻にするため。
里で生き残ったのはたったの数人。
かなり離れた別の里へ身を寄せた。
さらに病弱なのに力を使いすぎたあの人は瀕死になった。
私が他の里を制圧に行っている間にあの人は回復していたけれど、私の親友を娶ってた。
身を寄せた里の者たちが強制したらしい。
私があの人を想っているのを知っていて。
鬼が嫌いになった私は漣にあの人のことを託して里を出た。
〜
私が話し終わると千姫は泣いていた。
風間さんは思い切り抱きしめてなかなか離してくれなかった。
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん25さん» ごめんね!!大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マヨ | 作成日時:2014年4月7日 18時