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銀の瞳(丞くん視点) ページ25

二条城

銃声が響いた。

かけつけると原田さん、Aさんが応戦している。

原田さんは不知火に対し銃をかわし槍で相手の懐に飛び込んでいた。

不知火は銃を原田さんの頭につけているが、槍は不知火の首寸前だ。

Aさんは天霧を圧倒していた。

しかし刀に迷いが?

それにAさんの瞳が…銀色に輝いている。

風間がAさんに手刀を当てるのが見えた。

気絶したAさんの身体を支えて風間が顔を歪めた。

その切ない表情に驚く。

そこまでAさんを想って…。

風間「天霧、不知火。今日のところはひく。」

天霧と不知火が消えるように去る。

原田さんにAさんを渡すと風間もまた消えるように去った。

原田「山崎。Aを頼む。」

山崎「はい。」

Aさんを担いで隅に移動した。

堀にもたれるように座らせて手当てするとAさんが目を開ける。

山崎「Aさん。」

頬に手を触れると冷たいほど青ざめている。

A「丞くん。私……情けない。」

一瞬泣きそうな顔をしてAさんがうつむいた。

山崎「そんなことはありません。無理はしないで下さい。」

Aさんは頬に触れた俺の手に手を重ねて笑った。

無理に作った笑顔に胸が痛む。

A「…ありがとう。丞くん。」

Aさんは立ち上がり、原田さんの方へとかけていった。

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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん25さん» ごめんね!!大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マヨ | 作成日時:2014年4月7日 18時

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