検索窓
今日:2 hit、昨日:9 hit、合計:208,176 hit

迷いを口に ページ3

沖田さんの部屋

不知火さんは長州藩、風間さんと天霧さんが薩摩藩。

西の鬼は分かれて何を…。

沖田「Aちゃんは何もおしえてくれないよね。僕なんてどうせ役立たずなんだ。」

留守番だった総司は機嫌が悪そう。

A「病を早く治すために今日は残っただけでしょう。総司がいてこその新選組なんだから。」

総司の背中をさする。

咳はかなり治まっているみたいだけど、なんとなく。

沖田「本当にそう思ってる?Aちゃんはあの時と同じ顔してるよ。」

女だから新選組から去ろうとした時のこと?

A「思ってる。出てけって言われるまで居座るつもり。」

沖田「本当に嘘がつけない子だよね。君は。Aちゃん、言っちゃいなよ。」

どさりと押し倒されて天井が目に映る。

A「迷ってる、確かに。」

迷いを口に出すと不安になる。

ここにいて皆に迷惑がかからないか。

風間さんは本当に私のことを想ってくれてる…?

そして平助は私のことが好きだと言ってくれた…。

総司が私を見下ろす。

沖田「出ていくなんてだめだよ。」

A「うん。」

総司が私を見つめる。瞳に私が映る。

沖田「Aちゃん。次は必ず僕が守るよ。」

A「ありがとう。」

総司は私のすぐ横に寝転ぶ。

沖田「添い寝してあげる。」

A「非番じゃないからだめ。」

沖田「Aちゃんがいないとすぐ誰かしら探しに来るしね。いっそ隠したいよ。」

総司がいたずらっぽく笑った。

巡察→←優しい目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (141 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 新選組 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん25さん» ごめんね!!大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マヨ | 作成日時:2014年4月7日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。