検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:208,211 hit

従兄弟 ページ12

屯所の一室

土方さんの前に従兄弟、漣が居た。

新選組に入る許可が出てから私の従兄弟だと明かしたらしい。

漣は17才で黒髪、瞳は茶色く垂れ目で女の子のような可愛らしい顔をしている。

土方「10番組でいいよな。」

A「はい。お願いします。」

しかし、いきなり私に抱きついて号泣している…。

漣は不意に泣き止むと私を軽く睨んだ。

漣「お香の香りがする。」

ビクッとする。鼻、よすぎ。

A「神社のお線香。漣は10番組という組。組長は原田さん。他の隊士と同じ扱いだから。」

漣「分かった。」

土方「A。」

A「はい?」

土方「俺が連れて行く。ここに居ていい。」

なぜ?と聞こうとして気がついた。

頬を涙が伝っていた。

A「私が。土方さんにお手数かけられません。」

袖で目をゴシゴシして涙をぬぐった。

ここに漣が来たということはきっとあの人が亡くなったということ。

土方「そうか。非番に悪いな。」

土方さんがぽんと私の肩をたたく。

A「いえ。お気遣いありがとうございます。」

襖を開けると一くんと総司、平助まで居る。

藤堂「Aの従兄弟っていうから気になって。」

平助がニコッと笑った。

一くんは私を見ていて、総司は何食わぬ顔で伸びをしてる。

真っ赤な石→←赤い跡



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (141 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 新選組 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

斎藤ようこちゃん(プロフ) - 楽しみです。 (2014年5月16日 19時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» がんばります(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - あっちゃん25さん» ごめんね!!大丈夫ですよ(^_^ (2014年5月16日 18時) (レス) id: 6ff2ecb68e (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - はい。楽しみです。 (2014年5月16日 7時) (携帯から) (レス) id: 29bc6add98 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん25(プロフ) - そのお言葉を聞いて安心しました。。。 (2014年5月16日 7時) (レス) id: 2be9d3c16a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マヨ | 作成日時:2014年4月7日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。