【薄桜鬼】薩摩の女鬼・二（風間千景）

妻のかわりに ページ3

二条城

南の頭領の元へいくことにした。

千智「話しはできそうな感じですね。」

確かに話しは聞いてくれそう。

土方「千鶴は渡さねえ。」

豪「好みじゃないけど、連れていく。」

土方さんと南の頭領がにらみあっている。

風間「俺は話しができる気がしないぞ。」

こちらに気がついた様子。

豪「どっちだよ？幼女趣味の風間千景は。」

幼女？！

風間「風間は俺だが。俺にはそんな趣味はないぞ！」

A「南の頭領様と言えど失礼ではありませんか？名前も名乗らずに。私は天霧Aです。」

千景様に対して失礼過ぎるわ。

豪「オレは紫炎豪。そいつが妻をさらった。」

風間「妻と言うのは刹奈ならば京で預かっているにすぎん。」

南雲「南雲家が勝手にしたことだよ。」

千智「その前に私の娘に違いない。勝手に妻にしないでいただきたいものです。」

風間「それで…城に何の用だ？」

豪「城に俺の妻が幽閉されていると聞いた。」

騙されている。

A「刹奈はお城にはいません。」

豪「本当に？」

A「はい。」

豪「とりあえずそいつを連れてく。」

雪村さんを見ている。

土方「妻がいるんじゃねーのかよ。」

豪「妻はまだ幼い。妻のかわりにつれていく。妾だ。」

妾…。

斎藤「土方さん、ここは俺が。」

斎藤さんが前に出た。

A「南雲さんは行かないの？妹さんが妾にされそうになってるけど。」

南雲「A、無茶いわないでよ。」

風間「南雲それで東の頭領を名乗るつもりか？」

南雲「さっきのは勢いだよ！」

千智「あれは、金棒がない方が危険かもしれませんね。」

千智様がつぶやいた。

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