ホームレスを拾いました2

No.56 ページ6

玲於side


Aの誕生日の前日


スタジオでダンスをみんなで合わせていると直人さんが来た。


直人さんに挨拶をして、休憩時間の時


直「最近忙しそうだねー。新曲？」

メ「そうなんですよ！あと少しでダンスも完成です！」

直「玲於は明日早く帰るんだろー？サプライズでもやるの？笑」


「え？何がですか？」


直「何がって、明日Aの誕生日だろ？」


「…誕生日」


知らなかった。
でもA何も言ってなかったし…


直「もしかして、知らなかった？」


「…はい」


直「じゃあ、明日も仕事かー！俺デートに誘っちゃおうかなー！笑」


「それはダメです！」


直「でも、1人で誕生日って寂しいよねー。あ、もうこんな時間だ！俺もトレーニング行くわ！じゃね！」


嵐のように去っていった直人さん。


龍「Aさん、誕生日なんやな。」


「そうみたいです…」


隼「知らなかったって事はプレゼントは？」


「買ってない…」


涼「でも、この時間じゃ、もうどこもやってないよねー…。」


「…」


プレゼント。

何かプレゼントを渡したい。

誕生日プレゼント。

涼「ホテルでディナーとかは？」


龍「おー、それならまだ電話で予約出来るんちゃう？ディナー終わったらホテルでお泊まりか？ええなー。笑」



「電話、してきます！」



涼太くんと龍人くんのアイデアをもらうことにした。


ホテルに電話してみると、空いてるとの事だったから、そのまま予約をした。








俺、Aの事、何も知らないじゃん…







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