少女の革命【あんスタ】 (ページ17)

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奏でよう15 ページ17

すべてが完璧だと見てるだけで息が詰まる

真みたいな感じのキャラは必要だ

葵兄弟は短い紹介で観客の初見である『Trickstar』を

しっかりと楽しみ方を知ってもらえた

後は『Trickstar』のパフォーマンスしだいだ

ひなた「んじゃね、俺らはこのへんで『おさらば』するから～♪」

ゆうた「おしめを替えて、おんぶに抱っこで良い子良い子するのはここまでっ♪」

北斗「うむ、あとは任せてくれ、重ね重ね、世話になった」

堅苦しい北斗に苦笑いしつつ葵兄弟は退場した

北斗「感謝は、あらためて後ほどに、今は、目の前のステージに全力を尽くす
集まってくれた観客に俺たち『Trickstar』のすべてを見せてやる」

そして退散した双子は私の方へ来た

ひなた「Aさ～ん？俺らのパフォーマンスどうだった？」

貴「表にあまり立ってないのにあれだけ出来たのは凄いよ
繋ぎもしっかりしてたからお疲れ様」

私は双子の頭を撫でながらそう言った

ゆうた「あっ、Aさん笑った♪
笑顔ゲット！朔間先輩に自慢しなきゃ♪」

ひなた「そうだね！ゆうたくん！Aさん！
これからもよろしくね～☆」

貴「うん」

それから『Trickstar』のライブが始動した

あんずが初めて作った赤と青の衣装を身にまとった

4人の革命児たち

革命児たちの輝きは増していく

歌声やダンスにのって

創「ひゃああ・・・・・♪凄い、すごいです～！
明星先輩、誰よりも輝いてます～っ♪」

友也「そっちもすごいけど、うちの北斗先輩もすごいって！
難しい曲調の歌を完璧にこなしてるっ、完璧だ！北斗先輩かっこいい～☆」

光「もぐもく、おまえら、転校生のね～ちゃんに左右から抱きつくなよ
興奮しすぎだぜ、ね～ちゃん窒息しちゃうぜ？
とりあえず、ポップコーン食べて落ち着くべきだぜ？」

友也「食べてる場合か～！？ていうか、うるさい！
いま集中して見てるんだからっ、堪能してるんだから！」

創「そうですよ光くん！うあぁん、でも感動の涙で前が見えません～！」

光「おおう、創ちゃんも友ちゃんも、人が変わったかのようだぜ・・・・・・・
オレがいちばん落ち着いてるってこんなの初めてだぜ？
でも、実際、すっごいぜ！楽しい～☆
にゃはは、観てるぶんには気楽なもんだぜ
オレたち『Ra*bits』もこんな大観衆の前でパフォーマンスがしたかったぜ・・・・♪
がんばれがんばれっ『Trickstar』のに～ちゃんたち！最高に輝いてるぜ・・・・☆」

スバル「ありがとう！声援、届いたよ！おまえは相変わらず、だぜだせ喧しいな～？」