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翌日もいつもと変わらない学校生活を送る。
授業も何も変わらない。1年生に比べて内容が少し難しくなったくらい。
部活も七森さんが悠さんに代わっても変わらず二人きりで作業に勤しんだ。
百瀬くんと帰ったのもあの日の一度きりだけ。あとは休憩時間に話す程度だ。
私にとっては前のようにグイグイ来られるよりもこっちの方が気が楽だった。
そんなこんなでまた1週間が過ぎ、週の明けた月曜日。
放課後の部活が始まる前に私は顧問の先生に呼び出された。
珍しいことになんだなんだと急ぎ足で職員室に向かってみれば、職員室の前で笑顔で出迎えてくれた先生の横に一人の男子生徒が。
「お!澤口〜待ってたぞ!!」
ご機嫌そうにこちらに手を振る先生の横で男子生徒は丁寧にお辞儀をしてくれた。
「いや〜、なんと待望の新入部員だぞ」
新入部員?この地味な園芸部に?
私は失礼なことにカッと目を見開いてその彼を見つめた。
「貴重な部員だからな、優しく教えてやれよ」
そういうと先生はご機嫌な様子のまま職員室に戻って行った。
私は未だに新入部員の存在が信じられず、その場に立ち尽くす。
「あの・・・先輩?」
気付けば新入部員くんは心配そうにこちらを覗き込んでいた。
まずい。しっかりせねば・・・
「あ、えっと・・・」
「1年の伽瑠生です。よろしくお願いします」
「あっ、私は2年の澤口真菜です。よろしくお願いします」
気を利かせてくれた彼が先に自己紹介をしてくれた。それに続いて私も頭を下げる。
「えっと、ジャージに着替えてるし・・・とりあえず温室の方に行こっか」
「はい」
嬉しそうに頷く彼を連れて私は温室に足を向けた。
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まるたちばな(プロフ) - らるこさん» そうですね。明ちゃんにとっても主人公は大切なお友達であるので、守ってあげたいんですね。これからも何回かモヤモヤ出てくると思いますが、よろしくお願いします笑視線についてはすぐ明らかになります (2021年1月31日 12時) (レス) id: de1186ee03 (このIDを非表示/違反報告)
らるこ(プロフ) - 主人公の友達、相手を思っての行動なんでしょうけど、これまでの桃くんと主人公のやり取りを知ってる上で見るとモヤモヤしますね……。視線のことも引っかかりますね。ううん、続きが気になる! (2021年1月31日 0時) (レス) id: bfd6a96e81 (このIDを非表示/違反報告)
緋彩(プロフ) - まるたちばなさん» 推しの幸せはファンの幸せでもありますからね。悲しませたくないな... (2021年1月30日 9時) (レス) id: d35532515e (このIDを非表示/違反報告)
まるたちばな(プロフ) - 緋彩さん» いつかそういう日が来たら楽しそうですね。彼らが活動だけでも楽しいならそれはそれで嬉しいですし、幸せでいてくれたらファンとして最高です^^* (2021年1月30日 0時) (レス) id: de1186ee03 (このIDを非表示/違反報告)
緋彩(プロフ) - まるたちばなさん» 照れながら話してるの見てみたいですよね!コメ欄が「可愛い!」で埋め尽されるのが目に見えますwww (2021年1月29日 9時) (レス) id: d35532515e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まるたちばな | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/marutatiba1/
作成日時:2021年1月9日 12時