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『ありがとう。心配してくれたんだね』
｢し、心配なんかしてない！！ただ、死にかけたと聞いたから少しは様子を見てやってもいいかと｣
『素直に寂しかった。心配だったって言えば、僕は嬉しいなマルフォイそう思ってくれたんだ。ってなるのに』
Aがそう言うとマルフォイは分かりやすく、そうなのか！でも恥ずかしいしなぁ。と思っていることが顔に丸出しになる。やっぱり面白い。
初めて見た時から嫌味ったらしいやつだとは思ったが根は優しい可愛げのある少年だと分かっていた。
ハリーやロンになんであんな態度をとるのか分からなくて聞きに行ったのが始まりだ。
やっぱり彼の口からは2人のことを蔑む言葉しか出てこなかったが、本心では無いことは関わればわかった。
正直、Aとしてもハリーやロンもマルフォイに突っかかられるのが好きらしい。だから、放っておくことにした。
そして、その時にマルフォイに言われたのだ。君は純血だから僕と仲良くしてもいいぞ。と、その言葉にAは首を縦に振らなかった。
Aの父は純血と言えるが母は出生が分からない。だから、純血とは言えないのだ。
多分僕は、半純血の可能性が高いよ。だから、仲良くしない方がいいと思う。そう伝えれば、マルフォイは目を丸くする。それから少し悩んで、特別に仲良くしてやってもいいぞと言われる。
その上からな態度は直した方がいいと思う。と素直にAはマルフォイに言った。同い年なのにどうして上から来るんだ？と疑問をぶつければマルフォイは素直に、友達になりたい。と言ってきたのだ。可愛いじゃないかマルフォイ。
そこから次第に、仲良くなっていき今では週2回位はお昼休みを一緒に過ごしていた。
｢その、とても心配した。｣
ようやく素直に話し始めた。1ヶ月も会わないとやっぱり上からになってしまうのだろう
｢Aが、目が覚めない間やること全部手につかなくて苦労したんだぞ！！｣
何だこのツンデレは。
『そんなに心配してくれてたんだね。嬉しいよ』
｢ふんっ、その、もし何か｣
ごにょごにょ言い始めるマルフォイ
『ん？』
｢その、う、困ったことがあったらいつでも僕に言うんだ！！｣
恥ずかしくなったのか一目散に走っていくマルフォイ。
Aの返事も聞かずに廊下を全力で走る。
『廊下は走るなよー！』
その時後ろからロンたちがやってきて大声でAが注意していると考えたのだろう。
その後誰が走ったのか気になったらしく質問にあった。
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あずき(プロフ) - めちゃくちゃおもしろいです！！！！落ちとかって決まったりしてますか？ (2023年1月31日 0時) (
レス) @page31 id: 452ba847db (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - フォールさん» 私も大好きな小説なので気がつけばたくさん更新してしまいます笑頑張ります！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
まるものぷ(プロフ) - 真昼さん» とても嬉しいです。ありがとうございます！ (2023年1月29日 21時) (レス) id: c6b5f1ed5f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - この小説に出会えて良かったです！まだまだ序盤の方だけどとてもおもしろいです！どうか主様のペースで最後まで筆記し続けて頂けると幸いです！頑張ってください、応援してます！ (2023年1月28日 21時) (レス) @page13 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - この先、どうなっていくのか楽しみです！最後まで応援しています！！ (2023年1月28日 8時) (レス) id: 3174c03de1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やまびこ | 作成日時：2023年1月27日 1時
