【銀魂】総督さんと脱走少女【高杉晋助】

17話【堕天使】 ページ19

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「はっはっは！知らないんですか！ハナコ･ガガを！超有名な歌手です！何も知らないんですね！」

「ハナコ･ガガって誰だよいねーよそんな奴！レディー･ガガだろーがそれ！」

「奇抜なファッションで世界を驚かす女歌手です！ハナコ･ガガは！」

「だからレディー･ガガじゃねーか！」



この人の名前はマヨ･ネーズだろう。きっとマヨネーズの星で生まれたマヨネーズの王子なのだ。
マヨ･ネーズさんは「お前も物好きな奴だな」とシロさんに向かって言葉を吐く。「こんなうるさいだけの馬鹿を雇うなんて」と続けたので「あぁん！？」と私は対抗する。



「うるさいだけの馬鹿！？それは誰のことかな？あぁん！？」

「お前だよお前」

「何？お前らめっちゃ相性悪くね？」



マヨさんと私はそう、相性が悪いらしい。こんな味覚馬鹿と相性良くても困るのだが。
「兄貴も言ってやってください、このマヨネーズ馬鹿に」とシロさんに言ってやれば「誰が兄貴だ」と頭を叩かれる。



「私には同じ馬鹿にしか見えないアル」

「僕にもそう見えるよ」

「俺にもそう見えるわ」

「身体に悪そうな物を自分から食べるなんてドMですか！？ドMとか引くわーないわー」

「敢えて怒られそうなこと言ってるお前の方がドMだろ！！」

「お前ら二人ともドMでいいから、取り敢えず黙ってくんない」

「「天パは黙ってろ！！」」

「あぁん！？やんのかコラ！」

「馬鹿が一人増えたアル」



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