grtnと愉快な仲間たち-3 ページ14
「えっじゃあどうするんや？ これ、俺らが何かしないとあいつら別れるってこと？」
「別れるも何も付き合ってすらいませんけどね」
「そういやそうだったな、うちの兵士が今日も総統と書記長はラブラブですねって苦笑いしてたからすっかり忘れてたわ」
「シャオロンとこは提出書類多いもんなぁ」
「一体誰のせいだと思っとるんですかねぇそこのチワワさんよぉ！」
「ああん！？」
「確かに……俺の所の女兵士の子がグルッペンとトントンが恋人同士になってる漫画描いてたから実録かな？って思ってたんだけど、そういえば違ったね。女兵士の子に注意しておいた方がいいかな」
「ひとらんそれはスルーしたってや！ 彼女らにとってそれがバレることは死に等しいんや！」
「どうしたん大先生、そんな顔青くして」
「知らん……知らんかったんや……まさか、俺とあいつが……ひい」
「大先生！？ どうした傷は深いぞ！」
「深かったら意味無いんだよなぁ」
「トントンがいないからボケが渋滞起こしてるぞ！ 誰かなんとかしろぉ！」
チーノがそう叫んだところで、ロボロがよく通る声で言った。
「取り敢えず、俺らが何とかせんとあかんってことは分かるわ」
「そうですね。ここにいる皆さん、あの人らを別れさせたいとか思ってないでしょ」
そう断言するような口調で言ったショッピ君に、大先生は口を開いた。
「そりゃそうやろ。今更付き合わんって言われても逆に困るわー」
大先生の言葉に、周りの何人かも頷く。
俺ははあと溜息をつきながら頭をかいた。
「うん、まあ、別にグルッペンとトントンがくっつくのは良いんや。別にあの二人ならお似合いっちゃお似合いやし。だけどさぁ……」
そこで戸惑うように一度言葉を切って、俺は口元を動かした。
「身内のイチャイチャは単純に見てて辛い」
『それな』
全員の声が見事にハモった。
その言葉にチーノが口を開く。
「いや、別にあいつらのこと嫌いじゃないねん。ただな、見せつけられんのはな」
「ほんまそれです。仲間に目の前で見せつけられるんはなあ……」
「エーミールは万年春無しやからな」
「どっどどっ童貞ちゃいますぅ！」
大先生の言葉に反応するエーミール。やめたれ大先生。皆分かってるんやから。
「まあ、俺は見せつけられても良いけど、二人の世界から外されるのはちょっと微妙めうー」
「それで、結局どうするんですか？」
オスマンの言葉をスルーしたショッピ君を見て成長を感じた。
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もちもち(プロフ) - リンゴリンさん» コメントありがとうございます。投稿滞ってて申し訳ねえです、はい。面白いなら何よりです。ありがとうございます、頑張りますー！ (2020年4月14日 15時) (
レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
リンゴリン - utchi面白いです！chi受け最高です！！これからも、がんばってください！Ｏ(≧∇≦)Ｏ (2020年4月13日 21時) (レス) id: 6776d558db (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - ぽっぽさん» やったぜコメントありがとうございます。めんつゆ君は良いぞ……詐欺師組は良いぞ……完全に私得なだけの物語しか置いてないので喜んでもらえたなら嬉しいです。これからもよろしくお願いしますー！ (2020年3月17日 11時) (レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぽ(プロフ) - Oh....めちゃ好きです...私得やあ....(めんつゆ君推し) (2020年3月17日 7時) (レス) id: 7f95ff817f (このIDを非表示/違反報告)
もちもち(プロフ) - まうるもちさん» あ、コメントまたありがとうございますー！語彙力と無駄がない表現だけが取り柄ですので(｀・∀・´ )情緒とは(ゲンドウポーズ)。コメントありがてえありがてえ、これからもよければよろしくお願いしますですー。 (2020年3月15日 11時) (レス) id: cd13c32878 (このIDを非表示/違反報告)
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