二個目のあのね。-我々side- ページ4
トントンside
いつものように大先生が仕事をさぼった。
ロボロに大先生が最後に映ったカメラはどこか聞いてみると、絶賛今までひっかけた女性に囲まれているらしい。
....ざまあｗ
大先生の回収がてら自身も少し休憩しようと思いグルッペンが脱走していないのを確認し、大先生が囲まれているという大通りに向かった。
---大通りにて---
この通りは我が国でも比較的端にあるが、国の中心ほどの賑わいはないが静かだが、確実に大通りといえるだろう、、、なぜなら幹部御用達の店が結構立ち並んでいるからだ。
大先生がある程度問題を解決したら回収に向かおうと思っていた為すでに大先生を見つけはしたが、暫くは近くの、オスマン、グルッペンおすすめの甘味も置いてあるカフェに入った。(その際に大先生と目が合った気がしたが無視だ。俺は休憩しに来たんだ。)
この店はオスマンが本を片手に来ることもあるほど静かで外の喧騒が聞こえなく別の世界にいるような感覚になる。その静かな雰囲気が気に入りたまにトントンやほかの幹部も寄り付くカフェとなった。
トン「コーヒーを一つ」
店員「かしこまりました。今日は珍しいお客さんがたくさんいらっしゃいますねぇ...お客さんがたくさん来るのはありがたいことですわぁ...」
トン「珍しい客？」
店員「えぇ...二人組のお客さんなんですけどね、一人はオスマン様のようなミルクティー色の髪の毛をしていましてね....あぁ...ほらテラス席にいらっしゃるお二人ですよ。もう一人の方はトントン様にそっくりで見たときは驚きましたわ...。」
トン「(なんや...逆光で俺にそっくり言うてた方の顔が見えへんけど....なんやねん嫌な予感がするわ、、、)そ、、そうか、観光客かもなぁ。」
店員「えぇ...旅をしているとおっしゃってました。この国に寄ったのは紅茶を買い足すためと国を一通り見て廻る。と言っておりましたよ。」
トン「紅茶を、、ね。」
店員「お待たせしました。コーヒーとまだお店には出してないものですが、桜クッキーになります。」
トン「え、いいんですか？」
店員「トントン様たちのお陰で私たちは安全に安心して暮らせているのですから。ほんのお礼です。」
トン「ありがとうございます。いただきますね」
俺は店員に言われた二人組が気になり二人の顔が見える位置に座り、コーヒーを一口飲んでから、テラス席に目を向けた。
トン「....なぁっ‼」
俺の視線の先には
---あとがき的な何か---
店員は老婆の予定
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作者名：鳴海(なるめ) | 作成日時：2017年4月27日 1時
