生意気な、唇 <second>【名前変換オリジナル】

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―陽向side



「おつかれさまでした〜」




よしっ帰るか…





今日は小学校にバスケを教えに行っていた。





小学生「おにーさん！」



「ん？」





小学生「僕！お兄さんみたいにバスケ上手になりたい！！」



「そうか！もっともっと練習頑張らないとな！笑」



小学生「だからこれからもたくさん教えて欲しい！」







可愛いな…
小学生にここまで褒められること初めてだな





「もちろん！一緒にがんばろーな！」




小学生「うん！」







俺は今、すごく幸せだ

毎日楽しいし可愛い彼女もいて

すごく充実してる




俺は瀬奈さんを信用してる。



だからたまに怖くなる。









前みたいな誤解が俺をおかしくするんじゃないか








俺は瀬奈さんが好きすぎるみたいだ

だから大切にしたい…と思う気持ちと


めちゃくちゃにしたい…と思う気持ちが




交互に混ざるんだ。







「…はぁ」



ダメだな…俺









？「…やっと見つけた」








え……？







「誰？……!!!!!!」







そこには今まで会いたくなかった人

顔も見たくない、1番忘れたい人









「…まな…み」





まなみ「久しぶりだね、早坂くん」




「なんでここに…」




まなみ「久しぶりに様子見に来たの、あそこまで追い詰めて…噂広まってるかな〜って」




「ありえない…俺はもう」





まなみ「もしかして、また彼女でも作った？」





彼女は可笑しそうに笑う





まなみ「…許さないから」

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