恋のキューピット【srr】【mfmf】

16.見方 ページ17

Aside


入浴を終わり、リビングに行くとそらるがいなかった

もう帰ったのかと思って乾かしたばかりの髪を整えながら寝室に行く

すると、ボタンの近くに1枚のメモが

[風呂あがったら呼び出して そらる]

書かれていた通りにボタンを押し、そらるを呼び出す

そ「よし」

『なんで呼び出せって？』

そ「昨日呼び出さなかった理由。聞いてないよ？」

『ああ……』

言おうかどうか正直迷う。私の我儘のせいで初めてのデートが失敗したなんて言ったら絶対に攻められる

それでもそらるは私のキューピットだから包み隠さずに全部言うことにした


『まあ私が我儘なんだよね。だから見事失敗に至りました』

そ「……別にお前我儘じゃないと思うけど」

『別に気使わなくていいよ』

そ「違うわ、ここ座れ」

そらるはベッドを指さし、私を座らせ、自信もその隣に座った

そ「お前不器用なんだよ」

私が？料理とか別に裁縫も出来るけどな。不器用だなんて自分で思ったことは一度もない

そ「それと甘えるのが好き。でも、大人の遠慮する気持ちも持ち合わせてるからめんどくさいくなるんじゃない？」

聞かれても知らないよ。甘えるっていうか、恋人とかにちょっと無理言っちゃうことは結構あるけど……

そ「だから甘えたい気持ちと遠慮の気持ちが混ざっちゃって、昨日の相川みたいになったってことでしょ？」

『で、でもそれだとダメじゃん……また相川さんに嫌われちゃう』

そ「そう？」


そ「俺は可愛いと思うけどな」

唐突に言われた言葉に、思わず顔が赤くなる

そ「不器用なりに頑張って、それでだめなら相手が悪い。相川なら受け入れるって」

そ「そのための練習ならいくらでも付き合うよ」

背中をさすってくれながら、まるで子供をあやす母親のように優しく語り掛けてくるそらる

嘘なのか、それとも本心で励ましてくれてるのか。どっちにしてもそらるに私は救われた

ただのキューピットなのに、ただ私を運命の相手に導いてくれるだけなのに


私の心を奪ってかないでよ

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4千hitありがとうございました！

今日は誰とどんな関係を楽しみますか?...

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書きたいけどネタがないです

学校で50m走のタイム計る方、注意してください

次の日の筋肉痛が凄まじいです

特に股関節と太ももにご注意を

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