第十六訓 ページ19
桂サイド
春…
地面を覆っていた雪は溶け、色とりどりの花が目を覚ます
枯れていた木々は元気を取り戻し、ピンク色の花を咲かせている
そして…空には色んな鯉がたくさん泳いでいる
『ふわぁ〜*・'(*゚▽゚*)'・*』
空になびく鯉を見上げて、Aはキラキラとした目で見上げていた
銀「ここん家のかなりでけェな」
桂「息子のために奮発したんだそうだ」
銀「どこから仕入れてくるんだよ、そんな話」
『兄様!おっきいこいのぼりだね!』
高「ぁあ、そうだなァ」
『おっきくて…Aたちが入っちゃいそう』
銀「こいのぼりなんかに食われてたまるか!」
そんな話をしている時…
ガチャン!
俺たちの上から何かが外れるような音がして見上げると…一番大きなこいのぼりが俺たちに口を向けて落ちて来ていた
『Σわ!…ぷっ!』
高「Σぅわっ!」
銀「Σぶっ!」
桂「Σぐふっ!」
俺たちはそれぞれ驚きの声を上げたはいいものの…避けることができずに鯉の中にスッポリ入ってしまったのだった…
案外、Aは未来が見えるのかもしれないな
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季奈乃 - この作品すごく面白いですね! 更新も頑張ってください! 応援してます!!!!! (2017年9月23日 13時) (レス) id: 937f71cb5a (このIDを非表示/違反報告)
香菜 - とても面白いです!これからも更新を頑張ってください!ほかの作品も作ってください! (2015年11月2日 17時) (レス) id: 39880b9d7b (このIDを非表示/違反報告)
信女(プロフ) - 面白いです!私も人に教えられるようなネタ持ってなくて…、初コメ失礼しました!更新頑張ってください! (2015年9月9日 6時) (レス) id: 58e33b6721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:十六夜☆ | 作者ホームページ:http://maru1215
作成日時:2015年8月24日 19時