標的３３９…六道骸VS.マーモン（２） ページ6
続き
マ「さて、化けの皮をはがそうか」
完全に凍りつしてしまった骸に対して、マーモンのフードの顔が黒いハンマーとなって突き出し、そのまま骸に向かって突っ込む
マ「もっとも砕け散るのは、さっきの女の体だろうけどね」
ギュオオ…
『Σあぁ！』
山「やべぇ！」
マーモンと骸が接触する…その瞬間、骸の赤い瞳に映る数字が“六”から“一”へ……
ズバンッ
氷像となった骸のすぐ側の床を突き破り、緑色の何かが柱状につき上がった
その何かは柱の状態からほどかれ、無数のツタとなってマーモンへと襲いかかった
ギュルルル
フワッ
マーモンを絡めとった無数のツタは、そのつぼみを柔らかに開いて美しい花を咲かせる
コ「…蓮の……花……」
骸「クフフフ
誰が幻覚ですか？」
ジュウッ
骸を完全に覆っていた氷が、一瞬にして蒸発して消えた
マ「Σムグ！！何て……力だ…！く…苦しい…」
マーモンを絡めとるツタは、どんどん力を強めてその小さな体をギリギリと締め付ける
べ「うわ……あいつ何者？」
コ「あのバイパーを圧倒してるぜ……」
リ「あれがアユの霧の守護者…六道骸だ」
『やっぱり…本物…』
獄「しかし…だとしたらさっきまでの女はどーなるんですか…」
リ「クロームと骸をわけて考えちゃダメだぞ
クロームがいるから骸は存在し、骸がいるからクロームは生きていられるんだ
今はこーするしかねーんだ(ﾎﾞｿｯ」
『ぇ…？』
骸「さぁ……どうします？アルコバレーノ
のろのろしていると、グサリ……ですよ」
マ「ムゥ！！」
コオオオ
ペシャァァァ
マーモンのおしゃぶりが強い輝きを放てば、絡みついていたツタは黒く枯れ果てた
マ「図に乗るな！！」
ブアッ
骸「惰弱な」
ヴゥ…ン…
ズババッ
己の数を増やして骸に襲いかかるマーモン
それに対し、骸の右目が藍色の炎とともに“四”へ…そして、マーモンの分身を一瞬にしてなぎ払った
『あのっ、目の炎…！格闘能力…修羅道！！』
マ「ムムゥ！！格闘のできる術士なんて邪道だぞ！！輪廻だって僕は認めるものか！！
人間は何度も同じ人生をくり返すのさ。だから僕は集めるんだ！！
金をね！！」
キラーン
グニャアア
マーモンの頭上の巻きガエルが金色に輝く円盤のようになった瞬間、空間が現実ではありえないほど歪に歪みだした
続く
標的３４０…六道骸VS.マーモン（３）→←標的３３８…六道骸VS.マーモン（１）
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ミツ - やった〜(^^)霧戦終わって、とうとう雲雀さんが戦います（≧∇≦）楽しみです♪ (8月17日 20時) (
レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 更新ありがとう〜(>_<)アユちゃん、勇士久しぶりでっす♡これから、どうなるか楽しみでっす！ (2023年3月23日 6時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 成り代わり最高でっす！アユちゃん可愛すぎでっす！更新、楽しみに待ってま〜す！ (2023年2月16日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十六夜☆ | 作者ホームページ：http://maru1215
作成日時：2022年12月19日 19時
