【銀魂×REBORN】銀の刃となりて炎を灯す【未来編後編・完結編】

標的２１１…虹の大空とおしゃぶりの光（前編） ページ8

Aside



自分からボスを名乗った女の子…ユニの登場は白蘭にも予想外だったみてーで、困惑の表情を見せている


入「ユニが…自ら、口をきいた…」

ツ「Σえー！？あの娘が、ミルフィオーレのもう一人のボスー！？」

リ「やはり、お前のことだったんだな。でかくなったな、ユニ」

ユ「はい。リボーンおじさま」



おじさま…？赤ん坊が…？？

まさか……見た目は幼児、中身はジジイだった…とか！？



ツ「この赤ん坊のことをおじさまー！？」

リ「うるせーぞ」


グキッ！

あ、沢田くん…赤ん坊を指さしたりしたから指軽く曲げられた


ツ「Σいっで〜〜！！だ…誰だよあの子！？」

リ「オレの知り合いの孫だ」

ツ「ま……孫ー！？
……あ…首におしゃぶりさげてる…赤ん坊でもないのに？」


ユ「はじめまして。ボンゴレのみなさん」



おしゃぶり付けてるからって、赤ん坊じゃなきゃいけねーわけじゃねーだろ別に…

なんて思ってたら、ユニのエンジェルスマイルに恭弥以外の守護者の男子諸君が顔を赤らめた……まだまだうぶなようで



白「ハハハッ。これは一本とられたよ。いやあ、びっくりしたなー
すっかり顔色も良くなっちゃって、元気を取り戻したみたいだね。ユニちゃん♪」

了「…病気でもしていたのか？」

入「ちがうよ……白蘭サンの手によって……魂を壊されていたんだ
白蘭サンは、ブラックスペルの指揮権を手に入れるため、彼女を口利けぬ体にしたんだ…」

白「人聞きの悪いこと言うなよ、正チャン
ユニちゃんは怖がりだから、精神安定剤をあげただけだよ」

入「いいや。あなたは、ブラックスペルの前身であるジッリョネロファミリーのぼすだったユニとの会談で、無理矢理劇薬を投与して、彼女を操り人形にしたんだ。そうだろ？ユニさん…」



入江くんの問いかけに、ユニは無言の肯定をするだけで、白蘭は薄目を開いて笑うだけ……パッと見でも俺らよりも年下だろう幼女に、そんなことまでするたァ…今の俺の兄貴は、とんだ変態野郎だ



ユ「でもその間、私の魂は…ずっと遠くへ避難していたので無事でした
白蘭。あなたと同じように、私も他の世界へ翔べるようです」



ユニの言葉に白蘭はすげェ驚いた顔をした…とこ悪ィけど、全然話についていけねェ…



ユ「話を戻します
私は、ミルフィオーレファミリーブラックスペルのボスとして、ボンゴレとの再戦に賛成です
あの約束は…白蘭と入江さんとの再戦の約束は、本当にあったからです」



続く

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