【銀魂】大切なものを護り壊す世界…2

第百三訓 ページ12

続いてまた子サイド


変「晋助殿が伴侶をとれば、義姉様ができますよ？」



と…A様の言葉で落ち着きを取り戻した晋助様から離れて、武市先輩がそんな事を言った



『伴侶…？それって…結婚？』

万「確かに、晋助が婚姻すれば、妹であるAは相手の女が義理の姉という事になるでござるな」

ま「晋助様と結婚…」



ちょっといいな…とも考えたけど、私はあの人を敬愛しているから、そういう目では見れないからパスっス


すると、さっきまでうつむいて何かを考えていたA様が顔を上げると、何かを納得したようなスッキリしたような顔をしていた



『…A、やっぱり…姉様…いらない』

ま「…え？」

変「おや、よろしいのですか？」

『ぅん……それに…わかったから』

万「何が、わかったのでござるか？」

『ん？…Aにはず…っと…姉様はない…って』



その言葉に私たち幹部は首をかしげ、晋助様は何かを納得したような顔をして、A様はそんな晋助様に駆け寄り腕に抱きついた



『だって…兄様はAの…だもん♪』

高「ああ…そうだな」

『兄様は誰にも…あーげない…♪』



そう言って、嬉しそうに晋助様の腕に擦り寄るA様が可愛くて、いつもの風景に戻ってホッとしていた


そんな…ある日の夜の出来事…

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