3.私の癒しはスマホの中 ページ3
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ダメダメ！
私の王子様はスマホの中にしかいないのに。
不覚にも一瞬ときめいてしまった自分に驚く。
目の前で同じように固まる彼。
合った目は、すぐに逸らされてしまった。
隣のクオズは勝手に彼を私の前に押し出しといて、
自分達は私たちそっちのけで、他のヨジャアイドルに声をかけられて、嬉しそうにニコニコ話している。
そして、その輪には一向に入ろうとしない彼。
「…行かなくて、いいの？」
JK「………苦手で」
「へ？」
人見知りもそうだけど、
その顔で、そのスタイルで何を言ってるんだろうか。
彼とクオズの2人を交互に見てたら
テヒョンと話していたアイドルの女の子1人がジョングクくんに気付いて、それを機に一気に数人が彼を取り囲んだ。
「ジョングクさん、はじめまして」
「やっぱり、近くで見てもカッコイイですね」
「いつも歌聴いてます！私達の歌も聞いてくださいよぉ」
JK「…ははは、ありがとうございます」
ん？これは…… この対応は…
さっきの私と似ているような……
だけど心なしか怯えてるようにも見える…
もしかして本当に女性が苦手なのかと
思ったけど、その考えは一度飲み込むことにした。
そして、一気にアイドルでいっぱいになったその場にいるのはなんだか居辛くなって、その場を逃げるようにお手洗いへと駆け込んだ。
「ふぅー、早く終わらないかな」
何回来ても、やっぱり苦手だなと再確認する。
別にこの状況もそんな自分自身も今後どうこうしたいわけでもない。
トイレを出て、スマホに目を移して私だけの王子様を見つめる。
「あーやっぱり私の癒しはあなただけ」
この時の私は、あまりにも疲れてたから注意散漫だったんだと思う。
「……へぇ、見ちゃった」
周りに誰かいるかも確認せずに、今ハマっているゲームを開いてときめいてる姿を見られてるなんて思っても見なかった。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (
レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー！続き気になります。更新はする予定ですか？ (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2020年12月17日 11時
