4.ウサギはどこへ ページ4
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「…え？」
恐る恐る声のする方に視線を移せば、さっきまでアイドルに囲まれて怯えているように見えた彼
………じゃなくて
「そうなんだぁ」
ニコッと可愛らしく笑ったその顔。
「…ジョングクくん？」
JK「Aさんって男性恐怖症じゃなくて、そっちの人だったんですね」
そっちの人、とはきっとオタクだと言いたいのだろう。
分かってはいるけど、笑って誤魔化してみる。
「…あははは。何のことかな？」
JK「僕が後ろにいることに気付かずに、ニヤニヤしながらスマホ見てたら誰でも分かっちゃいますよ」
サーって血の毛が引くのが分かった。
ていうか、さっきまでの怯えたウサギみたいな態度はどこへ行ったの？あれは幻だったの？
明らかに動揺してる私を見て楽しんでるように見えるし。
「…演技上手だね、騙されるとこだったよ」
JK「え、どうゆうことですか？」
「さっき苦手って言ってたから、てっきり女の子が苦手なのかなって思った」
JK「…ああ。それは本当です。ヒョン達にベタベタ触ったり、僕にも色目を使ってくる子は苦手だし、嫌いです」
なるほど。
そう言われて納得してしまった私。
じゃなくて！
人見知りって言ってたのにキャラ変わってるから！
「…人見知りっていうのは？」
JK「それも本当です。でも前よりは直った方です」
「ふぅーん」
なんか騙された気分。
本当に人見知りだったのは私だけだったことにも、ちょっとだけ悲しくなった。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (
レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー！続き気になります。更新はする予定ですか？ (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2020年12月17日 11時
