5.嘘だよね ページ5
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少し重たい空気をさらに重くなるようなことを聞いてくるジョングクくん。
JK「Aさんはヒョン達に隠してるんですね」
「……隠してるというか」
JK「世間までも騙してる」
「なっ、なにそれ。酷い言い方しないでよ」
JK「だって、恋愛ソングのカリスマって言われてるAさんが、ホントは疑似恋愛で満足してるなんて世間が知ったら……」
「……お願い。もうそれ以上は言わないで」
分かってる。
散々、私は恋愛の歌を歌ってきたし
なんなら雑誌とかでも恋愛相談のコーナーもっちゃってるくらいだもん。
ジョングクくんが言ってることは間違ってないからこそ、心にグサリと刺さった。
JK「大丈夫ですよ。僕誰にも言いませんから」
「えっ、ほんとに？」
迂闊だった。
こんなこと言ったらオタクって認めてしまったようなもんじゃん。
私のバカ。
JK「はい。でも僕のお願い聞いてくれたら、ですけど」
「……お願い？」
悪戯に笑う彼の顔を見る限り、良いお願いではない気がしてならないんだけど
とりあえず聞いてみることにした。
「…………そのお願いとは？」
言いながら、私より遥かに高い身長の彼をおそるおそる見上げる。
JK「僕たち結婚しませんか？」
「へ？」
ここで冒頭の場面に戻るのだけれども…
これは今トイレの前で言うことなの？と思うけど、彼はいたって真面目にそう言ってのけた。
そして、今に至るというわけなのです。
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チャンユ(プロフ) - shoko0619さん» ありがとうございます。続きも駄文になりそうですが更新していきますので、よろしくお願いします。 (2020年12月25日 13時) (
レス) id: df90284621 (このIDを非表示/違反報告)
shoko0619(プロフ) - キャー！続き気になります。更新はする予定ですか？ (2020年12月24日 20時) (レス) id: 9301928d42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uz
| 作成日時：2020年12月17日 11時
