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I'll tell you about us. by luz ページ40





最近、ベッドじゃなくて、リビングのソファとかスタジオの椅子とか壁に寄りかかって寝てたりすることが増えた。

ベッドまで運んでいっても、相当眠りが浅いのか途中で目を覚まして、下ろしてとせがんで、もとの場所に戻っていく。

「……なんで、そんなに無理するの」

無理やりベッドに押し込んで、眠ったのかわからないAの頬を撫でる。周りに映る姿はこんなに整っているのに、なんで内側は、眠れもしないくらい荒れているんだろう。

頼れる友人たちには、自分の胸に手を当ててよく考えろと言われてしまったから、自分で考えるしかない。

俺は、あんなに頑張りやさんで、ちょっとだけ抜けてて、触ったらはらはら崩れそうな、それでいて朝の日差しみたいな優しい子に、いったい何をしたんだろう。

それすらわからなくて、そのまま考えても考えても答えは見つからなくて、気付かないうちに俺まで眠っていた。

次の朝、珍しく早く起きて「なると出かけてくる」って言う背中を送り出した。

そのあと、彼女は帰ってきてはくれなかったけど。

I'll never release you.→←Darling, Don't release my heart.



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Rin(プロフ) - しゅーずさんや3部さんやS!Nさんの作品と初めて巡り会えてテンションあがりました!もっとのびてほしいです…これからも更新楽しみにしています! (2019年7月15日 21時) (レス) id: 6f41a7d296 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:硝子体 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/glass/  
作成日時:2019年6月26日 20時

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