霊安室=自殺の名所 17 ページ26
しばらく階段を上ると、3階にすぐ着いた。
赤「やっぱりループしてたんだな…」
貴「そうだね…で、
ここからは多分、階段よっかエレベーターの方が近いと思うんだけど。」
赤「え、やだ。」←
嫌に決まってるジャン。
エレベーターだよ?
エレベーターだよ!?
エレベーター…だよ…?←
貴「私だって嫌だよ!
あんな死亡フラグピンピンのところにテメェと二人きりなんて!!」
赤「どういう意味だよそれ!?」
貴「そのまんまの意味だよボケェ!!」
赤「………」←
貴「いや、マジで傷つくなよ!」
は?なに言ってんのコイツ。
誰でも傷つくわボケェ。
貴「で、どうすんのさ。」
地図をこちらに向けた。
そこには、ここからの階段の距離が異常に遠かった。
そのかわり、四角い真ん中にエレベーターとかかれたものが、恐らく今いるであろう地図の場所のすぐそばだった。
貴「いくら、この階段がループしちゃうとはいえ、別の階段を使おうにも遠すぎやしないかい?」
うぅ………
赤「だって!死の階とかあったらどうすんのさ!?」
1階を押したはずなのに死の階とか!!
貴「そういうこと言うなよ…
私だって怖いんだぜ?」
Aが震える。
それに合わせて俺の体も震える。
貴「い、行く…よ…?(gkbr」←
赤「お、おう…(gkbr」←
意を決して、地図に従いエレベーターまで足を進める。
一歩踏み込む度に体が大きく震える。
貴「つつつつついたよぉお↑↑(gkbr」←
赤「つつつついたなぁあ↑↑(gkbr」←
目の前のエレベーターは、
きっと昼とかに見ると普通なんだろうけど今は、地獄への扉にしか思えなかった。
Aが横で、震える手を押さえながらボタンを押した。
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