めんへらかれしのそらるくん！【utit】【srr】

めんへらかれし.6 ページ14

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「A、早くして。お店閉まっちゃう。」


『はーい！服装、髪型、メイク…うん。大丈夫。』


『ごめん。おまたせ！』


「遅いよ。…手、繋ご。恋人繋ぎしたい。」




今日はそらくんとデート。ほんとはそらくんお家デートがいい
って言ってたんだけど、どうしても食べたいスイーツがあったので
我儘を言うと渋々OKしてくれた。


どうしても行きたいの！と言ったのが正解だったようだ。
私の押しには弱いからね。


そしてさりげなく手を繋ぎたいと言ってくる。
独占欲が垣間見えて面白いが、愛されてると思うと愛おしい。




「…Aの服って新しい服？めっちゃ可愛い。」


『あ、そうそう。友達と出かけたときに買ったの。
そらくんの青色に合わせて買ったんだよ！』


「俺のこと考えてくれてるとか…ほんと可愛い。
だから外出したくなかったんだよな。こんな可愛い彼女、
誰にも見られたくない。早く家帰ってぎゅーしたい。」


『家帰ったらだからね？w』




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『美味しかった…！お店もオシャレで雰囲気良いし、
この甘さ控えめな感じがすごい好き。めっちゃ甘いのも
好きだけど、控えめもいいね！』


「俺もこれ好き。なんだっけこれ。クリームブリュレだっけ。
初めて食べたけど美味しいね。んじゃ、会計するか。」


『お会計してくるね！えーっと小銭…』


「俺払うよ。美味しいお店知れたからお礼に。」


『そんな律儀に…でもありがとね。』




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『楽しかった！またいつか行こ！』


「俺は疲れたけどな。…まぁ、たまには外出もありかな。
……あ、俺このあと仕事あるからこのまま出かけるわ。
家まで送って行きたかったけど無理そう。ごめん。」


『ううん。大丈夫！仕事頑張ってね！』


「ん。Aも気をつけて帰ってね。」




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？？？side


貴方は私のモノでしょう？そらるさん。


ライブでいっぱい私にファンサしてくれたもんね？
なら相思相愛でしょ？


なのになんでそこの可愛げのないネズミなんかと一緒にいるの？


毎回ライブがある度に缶バ20個ずつ集めて痛バ作って、
そらるさんが好きそうなカワイイ服選んで、
慣れないメイクも頑張って。


そらるさんに振り向いてもらうために私頑張ったのに。


なのに、なんで。


なんで私の努力は、報われないの？


私の方がそこのネズミより頑張ってるのに。



…そうだ。良いこと思いついた。










あのネズミを消せばいい。単純なことよ。


ふふ、待っててね。そらるサン♡

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