文スト学パロ！3【双黒】

女子部屋 ページ19

山「ありがとうございました、神田さん」


「どう致しまして」


中「よぉ、ちゃんとエスコートしたのか？」


「私が抜かるとでも？」


中「…いーや」


太「やぁAじゃないか！…げ、中也…如何だった？運良く頭を打ちそうな岩とかあったかい？」


治の死因…呪殺になったりしないかな…一寸心配


「治、約束忘れたの？」


太「冗談だよ、大人しくしているとも…ねぇ国木田君」


国「…嗚呼…まぁ、そうだな…何時もよりかは大人しいと思う」


「呉々も前を歩く国木田を脅したり、真っ暗な中で耳に息を吹きかけたりしない様に」


念の為釘を刺してみれば目を逸らす…やっぱりやる心算だったな此奴


太「私がそんな事をする筈が無いだろう？変な事を言うのは止めてくれ給えよ」


目を伏せて胸に手を当てる…お前の其の仕草は


中「テメェの其の仕草はやる時の反応だろうが」


「よく言った」


太「えぇ〜そんな事無いよ」


「「そんな事あるわ」」


谷「何だか見てて安心する…」


国「…確かにな」


ーーー


其の後2つ程施設を回り1日目は終了、バスはホテルに泊まり先に送っておいた荷物を各自部屋へと運んだ


梶「海は3日目に入るんだから今日はもうホテルから出ない事」


「「はーい」」


5人部屋の広い部屋で1グループ、2つの班の男女に分かれて使用する


「広いねー」


「窓から海が見えるよ！」


寺「ホントだ」


部屋の広さに感心していると別の班の子が窓へ駆け寄る…バルコニー、と言う程では無いがベランダの様な造りの向こうには海が広がっていた


「広い上に神田と一緒でラッキー！」


「私？」


「神田と話す機会って中々無いんだよねー、普段は中原とか隣のクラスの太宰君と一緒じゃない？」


「色々話してみたいなーって」


別の班の2人は普段では絡む事の無いグループの子…2人は確か女テニだったかな？
自分がそんな風に興味を持たれているとは思わなかった


「私と話しても別に面白い事無いと思うけど…ま、仲良くしてね」


山「私も、神田さんとお話したいです」


寺「私も」


寺坂さんって何というか…無表情だけど感情豊かそうなんだよな
今も真顔で片手上げて会話に参戦してくるし


遠「改めて遠山美和、よろしく！」


柳「柳真央！」


「よろしく」

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