歌い手系カフェ店員と声優さん 2nd (ページ47)

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93杯ページ47

私は疲れて元気がでない

「疲れた？」

1番に察してくれるのは拓也さん

『疲れました』

「楽しかった？」

『とっても』

「そっか」

『拓也さんはどうでした？』

「すっげー楽しかった」

『よかったです』

「おふたりさーん打ち上げ会場行くよ～」

「『はーい』」

「『あ』」

「仲良しアピールすんな！」

あおちゃんのパンチが江口さんの二の腕に入る

「なんで俺だけ?!」

「Aのことたぶらかしたら容赦しないですからね！」

「オレ先輩！」

「関係ないです！！」

「あっそ！！！」

不貞腐れた拓也さんを見て満足したのかみんなの輪に戻るあおちゃん

かわいい

『行きましょ？』

「うん」

5mほど先を歩くみんなに続いて後ろをゆっくりと歩く

いつの間にか繋がれてた手

嫌じゃないし

むしろ好きな手だ

いつまでもこの時間が続いてほしい

ｰ江口Sideｰ

ベロベロに酔ったA

まぁ、事の発端は30分前

「Aはお酒弱そう！」

『まもくん急に何を、、、』

「わかる！すぐベロベロになりそう」

『そんなことないもん！！』

すでに酔ってるA

「これ飲む？」

健次郎さんが差し出したのは日本酒ロック

「健次朗さん！流石にヤバイですよ！」

『拓也さんまで馬鹿にするんですか!?!?!』

「そうじゃない！
頭痛くなるよ？気持ち悪くなっちゃうよ？」

『だいじょうぶだもん！！！』

ぐぃーーーっと

行ったかと思って焦ると

3口でとどまった

『にがい』

「ほら無理だ」

『甘かったらだいじょうぶ！！』

わかったわかった

と飲んとなく返すと怒る

ごめん

結果、2時まで宴が続いた

Aは寝てしまったのでおれのいえへ

途中起きて歩いて帰ると言って聞かなかったから

強制連行