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64杯(江口side) ページ19

「起きない」

「そーま!!!起きろ!!!」
「拓也さ〜ん
俺もう駄目ですぅ〜」

俺が怒ると起きたそーま
信は晋太郎さんが起こしてくれた

あとは花江くん、、、

コイツがしぶとい

「花江くん、起きてーー」

「Zzz........」

起きない

「ちょっ、俺にやらして」

晋太郎さん

「おーい、花江くん、起きろ」

「Zzz......」

ポキッ

心が折れた音がした


「心が折れた俺はAと健次郎さんのところに行きます」

「行ってらっしゃい」

トボトボと歩いてく晋太郎さん

歌い手のみなさんは潰れてない組でタクシーに
乗せてホテルまで送ってくれたみたいで後は俺らだけ

「津田さん!浅沼さんと一緒に
Aと、信と、そーまお願いします!

俺、花江くんひきずって行きますね!」

「「おっけー」」

Aは歌い手さん側じゃないのー??

って思いますよね

津田さんのことが気に入ったみたいで津田さんから
離れなかったから

「俺らが責任持ってホテルまで連れてくよ!」

って酔いつぶれた花江くんが宣言したからだ

別に迷惑とかじゃないから全然いいんだけどね!


「じゃ、行くよー」

津田さんのゆったりした声が聞こえてそっちを見ると、Aの手を津田さんが引いてた

なーんか

デジャブ

空いた方の手でフラフラするAの腰を支える
津田さん

『ごめんなさい、ふらふらしちゃって』

えへへ、と笑うAはふわふわしてて

「酔ってるし、今日ライブで疲れたんだよ、

大丈夫、全然迷惑とかじゃないし」

『なら、よかったです!』

うーーーん

かわいい

ふたりのほのぼの会話を少し離れたところから見ていると

「江口さ〜ん」

と花江くんが俺の腰に抱きついてきた

「なにー、ホテル帰るよー」

「アイリスさんみたいに手繋いでくれないと嫌です!」

といい、プイッと明後日の方を見る花江くん

これがめんどくさい

「手ぇ繋ぐからほれ、いくぞー」

「いやいやじゃないですか!!俺そんなの嫌です!!」

爆笑する浅沼さん

「笑ってないで助けてください!!!」

「信彦くんと壮馬は俺が連れて行くから花江くん頑張って」

と言い歩いていく3人

残されるはめんどくさい彼女みたいになった花江くんと俺

「花江くぅ〜ん、おいて行かれちゃったよ、行かないと〜」

「しょうがないですね!!
あるいてあげますよ!!」

「なんで上から目線、、、、」

俺の3歩前を歩き出した花江くん

俺もようやく帰れそうだ

ホテルだけど

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十六夜咲夜(プロフ) - ひまわり出身の木村さんは昴じゃなくて良平だったような… (2021年12月19日 13時) (レス) @page36 id: 6d8ea49086 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暇なおんなのこ | 作成日時:2020年3月15日 10時

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