クールな女子は選手です。part3 (ページ17)

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ガルシルド邸ページ17

秋「Aちゃーん、手紙よー」

『ふがっもごごっ？(私あてに？)』

秋「食べてからいいなさい(真顔」

天空の使徒や魔界軍団Z、ダークエンジェルらと戦ってから数日。

練習に精をだしてる中、一通の手紙が来た。

『誰からかしら…』

便箋には宛名しかなく、送り主の名前は書かれていなかった。

疑問に思いつつ、便箋を開けて中身を取り出す。

そこには一枚の紙。
丁寧に折られていた。

がさり、と開くとAは目を見開き唖然とした。

秋「A、ちゃん…？」

『…ちょっと、私行ってくる』

秋「えっ！ちょ、ちょっと！」

Aは走り出した。
手紙をぐしゃりと握り、必死な表情で。

向かった先はブラジルエリアの

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ヘブンズタイムΣ＝┏(＾p＾)┛

『こんな手紙…』

？「おや、わざわざ招待したのに」

『ッﾁ…………ガルシルド…！』

Aが来たのはガルシルド邸だった。
怪しげな雰囲気を漂わした屋敷には誰も近づくことはない。

『いいわ、あなたに聞きたいことは山ほどあるもの。』

ガルシルド「おや…」

『何故……………何故影山を殺した！』

ガルシルド「あの男か…」

『答えろ！！』

ガルシルドは焦るな、と屋敷に招く。
あのとき逃げ出した屋敷と変わらない風貌にAは寒気がした。

ガルシルド「君は後少しで私の道具だったのに」

『サッカーをなんだと、思ってんの…！』

ガルシルド「道具、だが？」

『世界征服…あなたの目的のために』

ガルシルド「あぁ、そうさ。憎いのさ、世界が！」

『そうか……でも、私はあなたがどれほどきったない手使ったのかは知っている！イタリアの組織、両親の死…………私はあの人が教えてくれたこと、無駄にしたくない！』

ガルシルド「………影山が教えたことか」

消してよかったな、とガルシルドは笑った。
悪寒がするほど、怖じけつくほど、にやりと笑って────。

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