２つの戦い～ゴッドエデン～【白竜】 (ページ24)

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第二十二話ページ24

夜。私は明日のために早く寝ようとしたら教官に呼ばれたため、急いで制服着て行く。

『失礼します。』

牙山「きたか、葛葉。」

『話とは…なんでしょうか？あ、明日のことですか？』

牙山「慌てるな。……これは、お前のだな？」

『！？な、何故それを！！！』

牙山教官がポケットから出したのは、普段机の中に入れてるはずのゲネシススコアとグレープフルーツエナジーロックシード。何故、持ってる！？……私がアーマードライダーなの、バレたってわけ！？
いや、サッカーばかりのやつらにわかるはずない、アーマードライダーのことなんか。

牙山「貴様は、アーマードライダー月蝶だな？」

あぁ、私の願いは届かなかった。

牙山「アーマードライダーとは、民衆を傷つけ、嫌われているときいている。」

『ち、ちがっ！！！』

牙山「この、ロックシードとやらを使いまくり街の秩序を壊してるとか、な？………なかなか、外道だな」

言い返せない自分が大嫌い。私はゴッドエデンでアーマードライダーのこと、隠し続けたかった。

牙山「………よほどばれてほしくなかった、という表情だな。今から全員にばらしてもいいがな」

『！？や、やめっ……！！！！』

白竜に嫌われる。
アーマードライダーのこと知ってても、沢芽市でのこと何一つ知らない。だから、教えたりしたら、嫌われる。

い、いや！！！！！！

牙山「なら、明日。………これを飲んでもらう。」

牙山教官が出したのは見た目が普通の水。だけど、妙に毒々しくて怖い。

牙山「なぁに、強くなるだけだ。……………それに」

"ちょっとした副作用あるだけだ"

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