クールな女子の番外編！

ケンカ ３ ページ15

事件が起きたのはラルと白竜が来る前だった。

ちょうどAが雷門から帰ってきたとき。


『ただいまー。プッリンプッリン♡』




珍しいくらいのテンションでスキップしながらキッチンへ向かい、冷蔵庫開けた途端。









『………………プリィイイイインンンンン！？』


フィディオ「ど、どうしたの！？」


ドタバタとAの叫び声に反応してリビングからフィディオが走ってくる。

その時のAのポーズがムンクの叫びだったが気にしない方向。
(ムンクの叫び知らない人は検索してみよう！)


そしてAは座り込んでしまう。まるで一人宝塚である。



『プリンが………プリンが、瞬間移動した………』

フィディオ「ごめん、プリンは瞬間移動しない。」

『どこへ…誘拐したのじゃぁぁあ…………』

フィディオ「……………………ん？プリ、ン…？」



フィディオの額に冷や汗が流れた。

そしてフィディオはAの肩をゆっくりと叩いた。




フィディオ「ごめん………」

『えっ……』

フィディオ「……………た、食べちゃった☆」



フィディオはキッチンから見えるリビングの机を指した。

そこにはプリンが入ってあったであろう空の容器。

容器にはAと書いてある。




『……………』ニッコリ

フィディオ「あ、あっはっはっ」






ﾌﾞﾁｨｯ









ラル/白竜「「それあんたが悪い！」」

フィディオ「うぅっ…………」





→

ブチギレの雷崎FI(ファイヤーイリュージョン)

(´・ω・)

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