遊園地は知っているpart２

第57話 ページ36

夏凛目線なのだ！
ーーー
本城「ごめん！おまたせ〜」
ちょっと長くまたせちゃったかな？まぁ、駄作者のせいだ。しょうがないか！
星野「大丈夫だ！じゃあ行くか！」
本城「うん！」
トコトコトコトコ
係員「ただいま20分待ちとなっております！」
星野「地味に並ぶな…まぁのんびりと待つか！」
本城「うん！そうだね！」
星野「…なぁ、夏凛。」
秀一が小声で話し始めた。
本城「ん？どーしたの？」
なんか真面目な話！？
星野「この事件ってなんの意味があるんだろうな？今までにこーゆー感じの事件って無かったから、この先が全然予想がつかねー…」
確かに今まで私達は殺人事件とか強盗事件とか様々な種類の事件を解決してきたけど、犯人に付き合えって命令されたことは無かったよね…
本城「確かに犯人の意図が読めない。こんなことをする目的は何なんだろう…」
そーいえば犯人のことについて全然考えてなかった…
本城「っていうかさ、今こうやって犯人の言うこと聞いてるけどそれって何か意味あるのかな？ただ犯人に都合のいいように動かされてるだけなんじゃ…」
私達のやっていることに意味はあるの？
星野「それは考えたけど、今は犯人のことについて何も分かることは無いんだ。だから今の俺達には犯人の言うことに従うことしかできない。」
そっか…
本城「そうだね！まぁ、これからも挫けずに頑張っていこ〜！！！」
星野「うわっ、急に大きな声だすなよ！目立つだろ！」
いや〜だってメソメソしてるのは私達らしくないもん！
本城「いーじゃん、いーじゃん！てかさ、犯人に従うって言ってるけど、私達思いっ切り遊んでたよね？それはいいの？」
星野「…」
秀一が真顔になった。これは考えてなかったパターンですなw
係員「次のお客様どうぞ〜！」
星野「まぁ、順番きちゃったし乗ろうぜ！」
本城「そうだね！」
折角だから楽しもう！
本城「観覧車久しぶり！楽しみだね！」
星野「そうだな！」
観覧車に乗って、私達はこの事件について沢山話した。
そしていよいよ私達の乗っているゴンドラがあと少しで頂上、というところまできた。
本城「ねぇ秀一。彩達、告白されたのかな〜？」
星野「あー、皆成功したらしいぞ。LINE少し前に来た。」
本城「えっ、じゃあ早く戻ってた方が良かったんじゃ…」
皆待たせちゃってるよね…？
星野「それはいいんだ。俺も夏凛に言いたいことがあるから。」
本城「え？」
ーーー
１回ここで区切ります！

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