箱庭ジレンマ【ツイステ×ポケモンSV】 (ページ14)

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とある日のこと(真夜中のゴースト編) ページ14

〜真夜中、ロミー就寝中〜

ガタッ……ギィ……ギィ……

『…………んん…』

ギィ……ギィ…………ギシッ

『…………う、うーん…』

さっきから物音がするような…。
まあ…ここオンボロだし…

……あれ？

か、からだが…動かん…
ていうか、何か重いものに覆い被さられてる…？？

またここのゴーストの悪戯か…？
でも、あったかくていい匂いする…

ぎゅうぅぅぅうぅぅ

ぐ……金縛りの力が強くなってきた…
ポケモンの技でいう「しめつける」状態っ…

『…ひッ！？！？』

い、いま、首筋を舐められた……！？このゴースト何する気…！？

逃げようにも金縛りで動けないし、真っ暗でなんにも見えん……

『だっだれか……誰か助けてくれぇ……』

「…………ロミー〜〜〜〜…♡」

ドンガラガッシャーーーン！！！(ベッドが崩れる)

『！？！？いっっっっ』

「て〜〜〜〜………
なんだよ、きもちよく寝てたのにさぁ……」

……この声は。
急いで立ち上がり、電気を点けてみる。

『………ハァ…やっぱり。
なんでいるんですかフロイド先輩！？』

フ「聞いてよロミー〜、今日すげー寝つきが悪くって。
ジェイドが、抱き枕があるとよく眠れますよって言うからさ？
そーだ、ならロミーをぎゅ〜ってしながら寝よー！って思って、ここまで来ちゃったわけ♪
サイズ的に丁度いいし、ちょーっと悪戯するだけで怯えておもしれェし」

『……………ハァ(ため息しか出ない)
どうしてくれるんですか。2人分の重さでベッド破壊されて、これじゃあ寝れませんよ！』

フ「あははっ。だってぇ、まさか底が抜けるとか思わねーじゃん！
ここまでボロい家具ばっかでよく生活できるよなー。ロミーのこと尊敬しちゃう。」

『(イラッ
……ところで先輩、どうやって入ってきたんすか。ちゃんと施錠してたはずなんですけど？』

フ「あ〜、そのことなんだけどー」

『？』

フ「開かねーから軽く叩いたら、壊れちゃった。ごめーん☆」

『………い………………せ…』

フ「？なにー、きこえなーい。」

『…今すぐなおせええぇぇェぇェェぇェっっっ！！！！』

後日、ベッド&ドアは無事修理され、設置し直されたそうな。
(費用はオクタヴィネルもち)